水彩色鉛筆は、水で溶かすと絵の具のような表現ができる色鉛筆です。
・水彩色鉛筆が気になるけれど、毎回水を使うわけではなさそう
・普通のお絵描きにも使うなら、油性と水彩どちらを選べばいい?
水彩色鉛筆を水でとかさず、普通の色鉛筆として使った場合にも違いはあるのでしょうか。
ファーバーカステルの油性色鉛筆と水彩色鉛筆を実際に塗り比べたところ、今回の2商品ではほとんど違いを感じませんでした。
ここから、色見本や同じ塗り絵を使って詳しく比較していきます。
この記事では、実際の発色や塗り心地、水を使ったときの違いを比べながら、油性と水彩のどちらを選ぶとよいか考えていきます。
油性色鉛筆と水彩色鉛筆の違い
一般的な色鉛筆として使われている油性色鉛筆と、水にとかして使える水彩色鉛筆。
大きな違いは、水にとけるかどうかです。
水彩色鉛筆も油性色鉛筆と同じように、乾いた紙にそのまま塗ることができます。
さらに、筆で水を足せば水彩風の表現もできます。
ファーバーカステルの油性と水彩を実際に比較

比較条件をできるだけ近づけるため、同じメーカーの商品で比較しました。
ファーバーカステルの赤缶と呼ばれる油性色鉛筆と、水彩色鉛筆です。
今回は、手元にあった油性24色と水彩12色を使用しました。
今回使用したのは、どちらもファーバーカステルの中では比較的手に取りやすい価格帯のシリーズです。
ファーバーカステルには、ポリクロモスなど本格的な色鉛筆もあるため、今回の結果はファーバーカステルの色鉛筆全体に当てはまるものではありません。
12色の色見本を比較
油性の方は24色を持っていたので、水彩の12色に合わせて色見本比較を作りました。
12色のうち11色は色番の下2桁が一致していて、実際に塗った色も私にはかなり近い色に見えました。
黄緑だけは色番が異なり、色味にも違いがあります。

同じ塗り絵を塗って比較
実際に油性色鉛筆と水彩色鉛筆でぬり絵もしてみました。
差はほとんど感じませんでした。

どうでしょうか、髪色を茶と黄で混色させたり、背景の紫のリボンをグラデーションにしてみたりもしましたが、とくに差は感じません。
描き心地には違いがある?
発色にはほとんど差を感じませんでしたが、続けて塗り比べると、わずかな違いも感じました。
・強めに塗ると水彩の方が少し濃く出やすい
・油性の方が少しきめが細かく見える時がある
水彩色鉛筆を水でとかすと?
先ほどの油性と水彩のぬり絵の水彩色鉛筆で着色した方を、水筆でとかしてみました。

細かなすき間がなくなって、柔らかい印象になりました。
混色した部分はよりなじんで、とてもいい感じです。
▶水彩色鉛筆がもっと気になるという方はこちら。
ファーバーカステル水彩色鉛筆レビュー|自然な色合いで初心者・子どもにも使いやすい
結局どっちを選ぶ?
今回比較したファーバーカステルの2商品では、水を使わず普通の色鉛筆として使った場合、油性と水彩で大きな差は感じませんでした。
一方、水彩色鉛筆は水でとかすことで、色鉛筆の細かなすき間がなじみ、柔らかな水彩風の表現も楽しめます。
そのため、このように選ぶと良いでしょう。
普通のお絵描き・塗り絵が中心
→ 油性色鉛筆
普段のお絵描き+ときどき水彩も楽しみたい
→ 水彩色鉛筆
今回比較した2商品では、とくに水彩表現をする予定がなければ、比較的価格を抑えやすい油性色鉛筆で十分だと感じました。
「水彩もやってみたいけれど、普段は普通の色鉛筆として使いたい」という人なら、水彩色鉛筆を選んでおくのもおすすめです。
普通に塗ったときの使いにくさはほとんど感じず、水を使えば表現の幅も広げられます。
ほかの色鉛筆も気になる方はこちらの記事を。



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