ミリペンの人気は2大派閥!線の安定・速乾・ペン先の強いものなどおすすめ5選

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アイキャッチ 思い描いたものを形にするには何が必要なんだろう アナログイラスト

イラストを描くのによく使われる道具の一つが「ミリペン」です。

漫画の枠線や、イラストの線画などに使われています。

・ミリペンって何?

・ミリペンはどれがおすすめ?

・何を基準に選ぶものなの?

私は子どもがお絵描き好きなため画材を調べるなかで、自分が疑問に思ったことや子どもが知りたいだろうことをまとめたり比較して記事にしています。

「絵を描くプロの使用しているものを知りたい」といった方の役には立ちませんので、ご承知おきください。

ミリペンとは

ミリペンとは細い、均一な線が描けるサインペンです。

ペン内部にインクが内蔵され、使い切りなので手軽に使用が可能

Gぺんなどのつけペンとは、インクを逐一つけるか、内蔵されているかが大きく違う点です。

ミリペンの多くが水性顔料使用で、耐水性に優れています。

均一なのもあり、ペンの太さ・色味の種類が豊富。

人によって好きなブランドが違うでしょう。

細いものは0.03から太いものは1.0、中には3.0まであるブランドもあります。

輪郭は太めの線で、髪の毛は細めの線で、というような使い分けを工夫されているようです。

何を基準にミリペンを決めるのか

①描く時ににじんだり、かすれたりしないか。

②アルコールマーカーや、色鉛筆、水彩など一緒に使いたい画材でにじまないか

消しゴムをかけた時に線が薄くならないか

描きやすさ

⑤一緒に使いたい画材との相性。

⑥筆圧が強い人は、自分の筆圧に耐えられるペン先か。

⑦カラーのミリペンは、自分の画風に合う色味かどうか。

このあたりが選ぶ基準となってきます。

おすすめミリペン5選

お絵かきYouTuberさんの道具紹介動画も多数見ましたが、ミリペンはほぼ2大派閥です

2大派閥のどちらか、または両方を使っている方がとにかく多いです。

筆圧の強い方は、ペン選びに苦労されていることも分かりました。

おすすめミリペン5種類比較表

使用してみた感覚や違いを、ミリペン5種類を比較表にしました。

黒の濃さは私の主観ですので、ご承知のうえ参考にしていただければと思います。

ミリペン 種類太さ黒の濃さ黒以外の色価格(公式サイト)
コピック0.03~1.0少しやわらかい9色1本 242円
ピグマ0.03~3.0くっきり赤・セピア1本 220円
ステッドラー0.05~1.2やわらかい12色1本 363円
マービー0.03~1.0少しやわらかい多色※1本 220円
呉竹MANGAKA0.03~0.8くっきりなじみやすい4色1本 198円
※ 黒のミリペンはフォードローイング、カラーのミリペンはルペンと別シリーズ。ルペンは24色ある。

こうやって数種類を比較すると、ペンの重心位置なのか描きにくいと感じるものもありました。

描きにくさは、キャップをペンの反対側にはめると描きやすくなったので、合わないと思ったらぜひ試してみてください

速乾力に優れた コピック マルチライナー

2大派閥のひとつ、アルコールマーカーでおなじみのコピックです。

カラーが豊富なので、黒以外で線を描きたい方にもおすすめ。

0.030.050.10.30.50.81.0
ブラック

ブラック以外の色は下記の通り。

0.030.050.10.30.5
クールグレー
ウォームグレー
セピア
ブラウン
ワイン
コバルト
オリーブ
ピンク
ラベンダー
カラー

輪郭を黒じゃなくグレー系、セピアなどでやわらかい雰囲気に、などでカラーミリペンが活躍します。

色を塗った時に、雰囲気にとけこむように。

口コミの良い評価

・やっぱり間違いない。

・書きやすい、なめらか。

・セピアが淡い塗りの時に、主張しすぎずいい感じ。

・色味が豊富で良い。

口コミの気になる評価

・ペン先がつぶれる

・ペンのフタがおしりにはまらないので、フタをよく探す。

・かすれる。

使ってみた感想

特筆すべきは速乾性です。

乾くのが早いので、乾くのを待つ時間が減ることが最大のメリットだと思います。

ペンのフタはおしりにはまりました、改良されたのかもしれません。

詳しいレビューが読みたい方は「【ミリペン】コピックマルチライナー黒 レビュー 速乾性がすごい!」をどうぞ。

線の安定感抜群 サクラクレパス ピグマ

2大派閥のもうひとつはピグマです。

黒の太さが豊富にあります。

0.030.050.10.20.30.40.50.81.02.03.0ブラッシュファイン
一部ミリペンではないですが、公式サイトでも同じラインナップとして紹介されているので並べてご紹介します。

黒以外にはは赤とセピアの2色です。

0.050.10.30.5
0.030.1
セピア

ブラッシュは髪を塗る、など色塗りの段階でも役立ちますね。

口コミの良い評価

・細かな線や字を描くのに重宝する。

・にじまない。

・筆圧が強くても一定の太さで描ける。

・とても描き心地が良い。

口コミの気になる評価

・にじむ。

・店頭で手に入りにくい。

・ペン先がやわらかく、ややつぶれやすい。

にじまないという人と、にじむという人がいました。

にじんだ、という方でキャップを上にしてペン立てにさしておいたらにじまなくなった、という方もいましたのでにじんだらお試しください。

使ってみた感想

線が滑らかでかすれが少ないと感じました。

特に、細いペンの安定感が良く、定規でも線が引きやすかったです。

手を置くのではなく、すべらせながら描くと線が伸びることはあるので注意が必要です。

線の安定感はピグマをおすすめします。

詳しいレビューを読みたい方は「【ミリペン】PIGMA(ピグマ)黒12種類レビュー 線の安定感が良い!」へどうぞ。

やわらかな黒で優しい印象 STAEDTLER ピグメントライナー

黒の色がやわらかい、優しい線が描けるピグメントライナー。

インクがペン先に薄い被膜をはり、フタを締め忘れても18時間程度は乾燥を防ぎます。

絵を描く人には、ステッドラーは信頼できるブランドです。

0.050.10.20.30.40.50.60.70.81.01.2斧型 0.3-2.0

カラーの方はステッドラー、大変分かりやすくて全色0.3、0.5の2種類のみ。

レッド、ブルー、オレンジ、グリーン、パープル、ブラウン、フクシア、ライトブルー、イエロー、ライトグリーン、ライトブラウン、グレイの全12色。

フクシアはピンクみたいな色です。

口コミの良い評価

・ケント紙にはにじまなくて良い。

・芯が強い。

・以前は店舗で買っていた、店舗よりAmazonの方が安い。

・蓋を締め忘れても、かすれずそのままの状態で描ける。

口コミの気になる評価

・ケント紙や上質紙で消しゴムを描けると薄くなる。漫画の枠線には向かない。

・線があまり濃く出ない。

・ケースの破損、中古品が届いた。

使ってみた感想

口コミにある「芯が強い」は感じました

ピグマやコピックよりも芯の出ている部分が長いですが、強さはピグメントライナーのほうが強いと感じました。

その分なめらかさは少し劣るかもしれません。

線の発色は口コミの通り濃くはないです

消しゴムで消して元の線より大きく薄くなることはありませんが、元々が濃くないため薄く感じる、というのはあるでしょう。

画材や絵柄にあわせて、線も優しい印象にしたいという方におすすめです。

詳しいレビューは「【ミリペン】ステッドラー ピグメントライナーレビュー 柔らかい黒をお求めの方におすすめ」にあります。

強いペン先でしっかり描ける MARVY FOR DRAWING

マービーのミリペンはペン先が固く、筆圧の強い人にも向いています。

0.030.050.10.20.30.50.81.0ブラッシュ
ブラック

マービーのミリペンカラーはルペン24色、ルペンフレックス12色と多色です。

ルペンとルペンフレックスで被る色もあるため、購入時はご確認ください。

口コミの良い評価

・ペン先が固く、にじまない。

・定規で線をひいてもにじまない(乾きが早い)

こちらは口コミが少なく、気になる口コミは見当たりませんでした。

使ってみた感想

確かにペン先が硬く強い、書き心地は水性の細いボールペンに似ています。

シャッと速く描いても線への影響は少ないです。

使ってみて気になったのは、0.03がほかのミリペンに比べて太いです。

比較しなければ気づかないことですが、細い線で描きたい方には向かないかもしれません。


筆圧が強くて困っている方は、マービーを1度使ってみてください。

詳しいレビューは「【ミリペン】marvy FOR DRAWINGレビュー やっぱりペン先が硬い」です。

くっきりとした黒と描きやすさ 呉竹 ZIG CARTOONIST MANGAKA

プロの漫画家の声を取り入れて開発された、漫画用品を謳った商品です。

その名の通り、漫画家さんにも愛用者がいらっしゃいます。

0.030.050.10.20.30.50.8FineMedium
ブラック
0.10.20.5FineMedium
セピア
バイオレット
グレイ
ライトブルー
カラー

口コミの良い評価

・ペン先がしっかりしていて潰れにくい。

・FineとMedium(筆ペンタイプ)の使用感が他社と一線を画している。

・他社になかなかない色がある(水色)

・マルチライナーに劣るところがないのに、低価格!

口コミの気になる評価

・名前が恥ずかしいので、買う時恥ずかしい。

・消しゴムで消したら線が薄くなった。

・カラーペンの色味が、使い所がちょっと難しいものも。

使ってみた感想

消しゴムをかけても線に影響がでにくいです。

芯先がつぶれにくいとパッケージにもあり、実際使用して硬いと感じました。

使用してみた感じ、インクの出が良いのか異なる芯径でも思ったほど細さに差が出ないと感じることがありました。

インクのりが良く描きやすいため、はっきりしたイラストに向いていると思います。

Fineはサインペンに近い太さの線です、ペン先には少し柔らかさがあり、極細の筆ペン感があります。

詳しいレビューは「【ミリペン】呉竹 ZIG MANGAKAレビュー 消しゴムに強い!」です。

最後にまとめ

この記事では、ミリペンを選ぶ基準やそれぞれのブランドの良さについて解説しました。

人気なのはコピックとピグマです(アナログで絵を描く方は、使っている方が多いです!)

各社いろんな強みがあります、使う方との相性も大きいでしょう。

どれが良いか迷われるようなら、速乾にすぐれたコピックが使いやすいかなと思います。

キャップをペンの反対側にはめることでバランスがとりやすくなる場合があるので、購入したらどっちが描きやすいか試してみることをおすすめします!

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