絵を描くのが楽しくなる!イラスト用おすすめシャーペン7選

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手描きイラスト

イラストシャーペンの代名詞とも言える製図用シャーペン「ぺんてる GRAPH1000 FOR PRO」を小学生の子どもにプレゼントしたところ、絵を描く時は必ずそのシャーペンで描いています。

ママドリ
ママドリ

何かほかのシャーペンとはちがう?

ねこみ
ねこみ

何がちがうって言語化はできないけど、ちがう!

イラストシャーペンと鉛筆派がいて、それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の用途や使用して気に入るものを探して選ぶでしょう。

この記事では、イラストを描く人に人気のあるシャーペン7選を紹介します。

イラストシャーペンとはイラストを描く人に愛されるシャーペン

製図用のシャーペンはペン先のガイドが長く、描いている先が見えやすいことからイラストに使う人の多いシャーペンのひとつです。

ほかにも、特徴的な機能を有するシャーペンのなかには、イラストに便利と言われるシャーペンがあります。

こういったイラストを描く人に愛されているシャーペンを、イラストシャーペンと呼ぶようです。

イラストシャーペンにある機能を比較

イラストシャーペンとして人気のある製図用シャーペンや特殊な機能のシャーペンの特徴比較を表にしました。

機能・特徴芯径重さ重心位置視認性価格
製図用0.3~0.9など豊富軽め重め  どちらもある低~高まで550~2,000円
芯がとがる0.3、0.5、0.7軽め重め  どちらもある低~中495~2,000円
芯折れしない機能0.3、0.5(一部0.2や0.7も)軽め重め  どちらもある495~1,500円

製図用シャーペン

図面を描くのは細かい作業なので、製図用のシャーペンはペン先のガイドパイプが長く、ペン先と絵が見やすいのが特徴です。上の写真はガイドパイプの比較用です。

製図用は芯径が豊富な製品が多く、使う人の好みに合わせることができます。

製図用シャーペン芯径重さ重心位置視認性価格
グラフギア10000.3 0.4 0.5 0.7 0.920g高重心1,320円
グラフ10000.3 0.4 0.5 0.7 0.911g低重心1,100円
ステッドラー 925 150.3 0.5 0.7 0.99.2g中心550円

※表の価格は公式サイトによる(グラフギアグラフ925 15

ぺんてる グラフギア1000(GRAPHGEAR1000)

グラフギア1000は金属製で、重めの製図用シャーペンです。

芯径は0.3、0.4、0.5、0.7、0.9があります。

こちらはガイドパイプが、ボールペンの先のように収納できる構造になっています。

製図用シャーペンは、ガイドパイプが長い分落下や持ち運びで曲がりやすいとの意見も散見しますが、グラフギアはガイドパイプを収納して持ち運べます。

小学校高学年の子どもは「長時間使用するには重たいけど、思った通りの線が引きやすい」と言っています。

私はその程よい重たさにはまって愛用中、グラフギア1000のレビュー記事はこちらです

ぺんてる グラフ1000(GRAPH1000 FOR PRO)

うちの子にグラフ1000をプレゼントしたら、絵を描く時はほぼこのシャーペンで描いています。

デザイナーやイラストレーター、手描きにこだわる方に愛用者が多い、軽くて低重心の製図用シャーペンです。

芯径は0.3、0.4、0.5、0.7、0.9があります。

当ブログでも人気のあるシャーペン、グラフ1000のレビュー記事はこちらです。

ステッドラー 製図用シャープペンシル 925 15

私は使用したことがないのですが、定番として紹介します。

画材で有名なステッドラーから製図用シャーペンが出ていて、価格の幅があるので検討してみても良いと思います。

今回はそのなかからお求めやすい「製図用シャープペンシル 925 15」をおすすめします。

描き心地に関しても評価が高く、世界中で愛用されている製品です。

特徴的な機能のあるシャーペン

イラストを描く人に愛される、特徴的な機能を持つシャーペンがあります。

その特徴的な機能は主に二つで、ひとつは、自動で芯が回転して安定した細さで絵が描ける機能。

描いている間に芯が減って線が太くなっていくことがなくなります。

もうひとつは、芯が折れにくい機能です。

イラストや漫画を描く人は、シャーペンにカラー芯で下書きをする人も多く、カラー芯は黒と比べると柔らかく折れやすいので、折れにくいシャーペンが重宝されます。

ここでは特徴的な機能をもつシャーペンを紹介します。

芯がとがる機能を有する製品芯径重さ重心位置視認性価格
クルトガ0.3、0.5、0.710g中心495円~
クルトガアドバンス0.3、0.5、0.712g低重心605円~

※重さは家にある物を計りました。価格は公式サイトによる(クルトガアドバンス

芯折れしない機能を有する製品芯径重さ重心位置視認性価格
オレンズ0.2、0.3、0.511g低重心550円~
デルガード0.3 0.5 0.710g低重心495円~

※重さは参考程度に。価格は公式サイトによる

これらはさらにいくつかのモデルがあり、価格やデザイン以外にも異なる部分があることに注意してください。

店舗だとほしいモデルがない場合や、求めやすい価格のモデルがない場合もあるので、ネットで購入したほうが種類は豊富にあるでしょう。

クルトガ

三菱鉛筆(Mitsubishi Pencil)
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自動で芯が回転し、安定した線で描けるのがクルトガです。

芯径は0.3、0.5、0.7。

芯の粉が出にくいというメリットもあります。(紙も汚れにくい)

ずっと細く書けるので、絵も字もスッキリです。

勉強や普段使い用にも人気があります。

キャラクター商品もあり、お子様の好みに合わせて選びやすいです。


子どもが自宅で勉強する際に愛用しています。

クルトガアドバンス

クルトガの倍の速さで回転する、クルトガアドバンス。

芯径はクルトガと同じく0.3、0.5、0.7です。

デザインはシンプルなものが多くなり、価格もクルトガより少し高め。

特筆すべきは、クルトガアドバンスが「芯折れしない」機能も兼ね備えていることです。

ただし、ペン先が芯と一緒に短くなる仕組みのため、この機能が絵を描く際に描きやすいかどうかは好みがわかれるかもしれません。

私はこちらを時々使用しており、確かにどれだけ描き続けても線が太くなることはありません。

オレンズ

芯折れしない機能を有するオレンズは、芯を出さないで描く仕組みです。

クルトガアドバンスと似ていますね、オレンズの方がガイドパイプが細いのでクルトガアドバンスよりも少し見やすいですが、芯と一緒にガイドパイプが短くなるのは一緒です。

細身で軽く、お求めやすい価格のものがあります。

芯径は0.2、0.3、0.5。

0.2の細さがあるのはオレンズだけです。

デルガード

低重心、ペン先が少しごつい印象があります、デルガード。

店頭にタイプLxしか見当たらず、Lxを購入したので下の写真はデルガードのタイプLxです。

デルガードの一番のスタンダードなものではありませんが、基本性能は同じです。

オレンズやクルトガアドバンスとは逆に、芯に負荷がかかった時に先端が出て芯をガードする仕組みです。


ペンの先が太めなため、ペン先と絵の見えやすさはイマイチというのが正直なところ。

オレンジやクルトガアドバンスと違い、芯が出ているのが前提のシャーペンです。

おまけ 鉛筆派におすすめのアイテム

おすすめのアイテムの前に、まずは鉛筆とシャーペンの違いを比較します。

シャーペン鉛筆
メリット・削る必要がない
・均一な線が引ける
・下書きでうっすら書きたい時は、シャーペンの方が薄く描ける
・陰影・濃淡が出しやすい・使い方が幅広いので、デッサンは鉛筆の方が向いている・消しゴムで消した時に、跡が残りにくい
デメリット・芯が折れてしまう
・消しゴムで消した時に跡が残りやすい
・鉛筆を削る手間がある

シャーペンでも、鉛筆よりの太さを求める場合や、シャーペンのデメリットを解消するようなペンを探している場合があります。

鉛筆シャーペン

コクヨ(KOKUYO)
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KOKUYOの鉛筆シャープ芯径1.3㎜を試してみました。

描き心地はまさしく鉛筆のようです。

持ち手も6角形になっており、軽く細身で芯径は0.3~1.3まで豊富、芯径の太いものはまさしく鉛筆の感覚で使用できます。

デッサン鉛筆

描く絵によって、好みによってやはり鉛筆が良い方もいます。

私は使用したことがありませんが、黒のみで多彩な表現が可能になります。

10Hから10Bまで、幅広い硬さがあります。

三菱 ユニ

鉛筆芯の材料である黒鉛と粘土が微粒で均一であるため、より黒く、きれいに描くことができます。

やわらかいのに折れにくい。

デッサン初心者から上級者まで愛される、スタンダードな鉛筆です。

ステッドラー マルス ルモグラフ ブラック

有名なドイツメーカーのステッドラーの鉛筆。

芯が硬めなので折れにくく、芯の粉も出にくい特徴があります。

ドイツ製の為か、HB等の表記が日本製と違いを感じるという口コミも多いです。(Amazon)

タイプ別おすすめまとめ

同じ「イラスト向けシャーペン」といっても、重さや重心、機能によって描き心地はかなり変わります。
自分の描き方や好みに合わせて選んでみてください。

  • 軽め&低重心で長時間描きたい人
     → グラフ1000、オレンズ、クルトガアドバンス
  • しっかりとした重みで安定して描きたい人
     → グラフギア1000
  • 軽量で扱いやすく、コスパも重視したい人
     → ステッドラー925 15、オレンズ
  • 線の太さが変わらない&自動芯回転がほしい人
     → クルトガ、クルトガアドバンス
  • カラー芯や極細芯でも折れにくく使いたい人
     → オレンズ、デルガード

迷う方がいたら、小学生にはグラフ1000、中学生以上にはグラフギア1000をおすすめします!

まとめ イラストシャーペンで思い通りに描こう!

イラストシャーペンは持っていなくても困りませんが、使い始めるとちがうシャーペンではしっくりこなくなると思います。

今までうまく描けなかったものが、道具でうまくいくようになるなら欲しいと思う方もいるでしょう。

シャーペンは日常的に使用するものですから、無駄になる物ではありません。

ぜひ、気になるシャーペンを試してみてください。

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