イラストや漫画を描く際、線の美しさや耐久性を重視する方にとって、ミリペン選びは重要です。
この記事は、ミリペンの中でも特に高い評価を受けている「ピグマ」について、その魅力とおすすめの理由をお絵かき素人の私が客観的にご紹介します。
子どもがお絵かき好きなので、色々調べてはこのような記事を書いています。
結論として言いたいのは
線の安定感が良い!
今回の記事はこのような内容です。
・ピグマの線の太さと種類
・定規を使って引いたピグマの線
・マーカーでにじまないか
・ピグマの速乾性
・ピグマの消しゴムの影響
・ピグマの気になる点
・まとめ ピグマはこんな人におすすめ!
私が今回購入、レビューするのはこちらの12本セット。
amazonで買ったところ、このような状態で届きました。
5本はケース入り、後はバラの状態で袋に入っていました。
ピグマの線の太さと種類
ピグマの今回購入したセットは写真の通り、0.03から3まで10本、FINEとBRUSH含め12本です。
ミリペンじゃないものもありますが、ピグマで12本セット販売だったので大目に見て読んでいただければ助かります。
このセットにはありませんが、0.4も販売されています。
ピグマは、サクラクレパスが世界で初めて開発した水性顔料サインペンです。
豊富な太さがあり、用途に合わせて選ぶことができます。
サクラクレパスさんのサイトは丁寧な作りで見やすく、漫画家さんによる使い分けの特設ページもありました。
木崎アオコ先生や、惣領冬実先生の記事が大変興味深いです。
定規を使って引いたピグマの線
細いペンでも安定していて、描きやすいと思いました。
0.03、0.05は特に滑らかな描き心地に感じます。
逆に不慣れだと、太いほうが書き出しが難しく感じますが、途中から修正できるってことは慣れだと思います。
素人の私の感覚ですが、0.8と1はあまり差を感じないので、であればペン先が大きく金属で覆われている0.8の方が定規で傷つかなくて使えそう。
太い方は人によって全然使わないかも、とも思いますがベタとかに使えますね。
マーカーでにじまないか
アルコールマーカー4種類(ダイソー、セリア、キャンドゥ、コピック)と、水性マーカーでにじまないかということを実験してみました。
ミリペンで横にラインを1本引いて、マーカーでにじまないか試していく、ということを12本繰り返しました。
アルコールマーカーは全部の太さでにじみませんでした。
水性マーカーはどれも若干にじんでいます。
太くなるほどにじみやすいです。
もっと時間を置くと、水性ペンもにじみませんでした。
ピグマの速乾性
細いほうが乾くのは早いです。
全体的な速乾性でいくとコピックに勝てません。
見るからに伸びているのが分かるように、ペン入れをしていく中で手を動かした拍子にこすってしまって伸びた、はありえるのかなと思いました。
手をすべらせるのではなく、置くように、上げて置く、上げて置くを繰り返すと問題なさそうです。
ピグマの消しゴムの影響
定規で引いた線を、部分的に消しゴムで消してみました。
矢印が消したところです。
細いほうが消しゴムの影響は受けやすいです。
太くなるほどわかりません。
0.03、0.05は線が薄くなっています、実際に見れば矢印がなくてもここかな、と分かると思います。
特に気にせず普段字を消すように消しゴムをかけたので、優しく消しゴムをかければ影響は減ると思います。
ピグマの気になる点
ピグマの気になる点は、速乾性です。
コピックのほうが乾きは早いです。
あと、気のせいかもしれないレベルなんですが、描きやすい向きがあるかもしれません。
重心の問題なのかペン先の問題なのか、ちょっとペンを回して良いポジションを探したくなることがあります。
もしかしたら私だけかもしれませんが、ハマるところを見つけるとしっくり描けます。
まとめ ピグマはこんな人におすすめ
描き心地にこだわる人におすすめです!
特に0.03、0.05の描き心地のなめらかさは抜群だと思います。
全体的に描き心地はなめらかで、かすれも出にくい印象です。
描き心地も含めて、安心感があります。
0.03 0.05
細いものだけでも試してみようという方にバラで。
Black 5set
0.05、0.1、0.3、0.5、0.8の5本セットです。
0.03は入っていません。
この太さまでならペン先が金属に覆われているので、定規など使いやすいです。
良いラインナップですね。
0.03を買い足したい気もします…。
12本セット
この記事で紹介した12本セットです。
使わない人もいるかな、と思うのは主に太いペンですが、あったらあったで使いそうな気もします。
筆ペンも、同じくです。
ピグマは人気がありますが、その人気はきっとこの描き心地にあるのではないかと思いました。
本気になるほど長時間使い続けるものですから、ストレスが少ないほうが良いですよね。
是非お試しください。
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