アルコールマーカーのおすすめを知りたいと思う方向けの記事です。
先日こちらの記事でアルコールマーカーの肌色を比較しました。
アルコールマーカーの肌色を比較してみた(100均・THE PEN・コピックチャオ) | 子育てと本のはなし (igune04.com)
内容としては少し重複するところもありますが、メインはおすすめのアルコールマーカーです。
初めて買うことを想定して、価格は抑えめで考えています。
アルコールマーカー 違いが出るところ
アルコールマーカーには、各社特徴があり、いくつか違いがあります。
使用するにあたって気になることをあげてみました。
①ペン先
②色味
③にじみ
④色ムラ
⑤ペンのキャップの色と、実際に描いたときの違和感
⑥単色での販売の有無、補充
今回、DAISO、Seria、Can★Do(2種)、THE PEN、コピックチャオの6種類のペンを比較しました。
その中で感じたのはこの6点と、色数、価格は大きく違いの出るところです。
(以下記事内の100均の店名はカタカナで表記致します)
ペン先の種類
ペン先は3種類。
Fine サインペンのような細めのもの
Broad 蛍光ペンのように斜めにカットされた太めのもの
Brush 筆ペンのようなやわらかいもの(上の2つの間くらいの太さ)
この3種類のうち1つ、または2つが1本のペンについています。
ペン自体の細さなどもあり、線の細さは多少違います。
にじみ、色ムラ
ペンがどのくらいにじむのか、買う前に試すことは難しいです。
色ムラも同様です。
コピックチャオ、THE PEN、ダイソー、セリア、キャンドゥを使い比べてみて、全体を通して筆ペンはにじみやすい傾向がありました。
中でも、セリアの筆ペンはにじみやすく感じました。
重ね塗りをしてみて、色ムラを見てみました。
セリアで少しムラが出ました。
(これはセリアのペンが他に比べて色が濃いせいもあるかもしれません)
もしもにじみを活かして絵を描きたい方がいましたら、水性マーカーのほうがおすすめです。
ペンのキャップの色と実際に描いた時の違和感
先程の紙に、ペンのキャップを置いてみました。
ペンのキャップの色と実際に描いてみた色の違いは伝わるでしょうか。
どのペンにも多少は違いがあります、違いを大きく感じたのはセリア、キャンドゥの黒軸、THE PENです。
違和感の大小に限らず、実際にアルコールマーカーを使う時は、最初に色見本を作ってしまうと良いです。
おすすめのアルコールマーカー
100均という選択肢はどうか?
ダイソーかキャンドゥが私の見た限り店舗の品揃えが良かったです。
ただ、100均のアルコールマーカーはリニューアルも多いので、集めた後、慣れた後に変わってしまう、ということはありえると思います。
長く使い続けるかわからないし、楽しんでできるか試してみたい、という人におすすめです。
ダイソー
Fine+Broad 24色(ブレンダー含む)
Brush+Broad 24色
FineとBrushタイプで色が違うのですが、ベビーピンクだけは同じ色ですので、全部そろえたら48本47色。
2本入りなのでペン先同じで24色揃えたら1320円。
両方全色揃えたとして2640円。
セリア
Brush+Broad 36色(ブレンダー含む)
こちらも2本入りなので、全色そろえて1980円。
キャンドゥ
片側のみ黒軸アルコールマーカー 36色(ブレンダー含む)
2wayイラストマーカー Brush+Broad 30色
こちら検索しても資料が足りなく、店舗で確認できたのはこの色数でした。
どちらも2本入り、片側黒軸全色そろえて1980円。
2wayイラストマーカー全色そろえて1650円。
海外系お安めアルコールマーカーなら?
THE PEN
我が家が買った物です。
THE PENは、キャップを開けると一緒にペン先が取れてしまって、芯が飛び出してくる、ということが度々あります。
肌の色に近い色があまりなく残念、キャップの色と結構違いを感じるので色見本の作成必須。
それ以外は、濃いめの発色を望むなら悪くはないと思います。
淡い色、明るい色に仕上げたい人には向きません。
100均とそう変わらぬ1本単価で、これだけの本数が揃うのは魅力。
コスパは良いです。
80色セット Amazon、楽天共に 4530円(2024.5.1現在)
Ohuhu
我が家は使ったことありませんが、お安めアルコールマーカーならohuhu、という印象はあります。
ペン先の組み合わせは3通り。
1本は120円(セットになると価格は変動します)
レビューで気になったのは、ペンの液漏れがあった、という声。
色は明るめなので、かわいい絵が描きやすい。
楽天は筆・太タイプの単色の取り扱いもありますので、このタイプを使う方は補充ができるのが良いです。
補充を考えて Broad+Brush 24色で考えてみます。
Amazon 2080円(2024.5.1現在)
楽天 3395円(2024.5.1現在)
Yahoo 2252円(2024.5.1現在)
価格にバラつきがあります。
24色セットには肌色がないので、単品で買い足すのが良さそうです。
コピックは結局どうなのか
コピックチャオ 1本 308円
コピックスケッチ 1本 462円
コピッククラシック 1本 550円
コピックスケッチを基本に、価格を抑えめにしてインクの量も少ないチャオ(うちにあるのはこれです)、デザイン用途に特化したクラシック、です。
どれもインクの補充ができるので、長く使うことができます。
1本ずつ売っているので、12色のスタートセットを買って少しずつ集めるという楽しみもあるかもしれません。
薄い色から集めると、グラデーションで色が塗れておすすめです。
Ohuhuより落ち着いた色合いで、THE PENより明るいです。
Amazon 3216円(2024.5.1現在)
楽天 3300円(2024.5.1現在)
Yahoo 3221円+送料660円(2024.5.1現在)
他にあると良いもの
アルコールマーカーは下にうつります(油性なので落ちにくいです)
新聞などでももちろん良いですが、デスクマットもおすすめです。
絵を描く場所が決まっているなら、敷きっぱなしでもOKですね。
ちなみに、机についてしまったら「激落ちくんスポンジ」のようなメラミン系スポンジでとれました。
基本テクニックの動画QRコード付き。
小学生から大人まで対象に書かれた本です。
使い方がよくわからない、という方はコピックと一緒に参考書が一冊あっても。
まとめ
5000円以内で買えるアルコールマーカーを考えてみました。
以前、娘にあちこちの100均で好きな色だけ集めるじゃ駄目なのか聞いてみたところ、こんな答えが。
ペン先とか違ったら、ひとつの絵の中で違和感が出てくると思う。
髪は筆っぽいので塗ったけど、服は太い蛍光ペンみたいなやつとかだと塗った時印象違うと思うんだよね。
色の明暗もそうかもしれないです。
THE PENとohuhuを一つの絵で使うと違和感とか出るのかも。
購入時はできるだけ同じものをセットで、が良いです!
100均でも極力同じところで買うことをおすすめします。
デスクマットは便利だと思います。
新聞でももちろん大丈夫です!
参考になれば幸いです。
アルコールマーカーで楽しいお絵描きライフを!
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