アルコールマーカーを初めて使う時に、迷うことがあります。
「どの紙に描けばいいんだろう?」
「家にあるコピー用紙でも大丈夫?」
この記事では、アルコールマーカーと相性のよい紙を実際に描き比べて比較しました。
初心者目線で、
・発色
・にじみ
・裏抜け
・グラデーションのしやすさ
を比較し、それぞれの紙の向き・不向きを紹介します。
今回比較した紙は次の5種類です。
・コピー用紙(キャノン SW-101)
・スケッチブック(maruman 100均で200円の商品)
・水彩紙(WINSOR&NEWTON コットマン ウォーターカラー 中目)
・ケント紙(muse KMKケント紙)
・上質紙(COPIC PAPER SELECTIONS 特選上質紙)
アルコールマーカーに合う紙を5種類で比較してみた
今回検証に使用したのは、以下の「コピックチャオ」です。
・RV000(ごく薄いピンク)
・RV04(とても濃いピンク)
・B000(薄い水色)
・0(ブレンダー)
・BV000(薄紫)

いくつかの塗り方で試していますので、自分のしたい塗り方に合う紙を選ぶ参考にしていただければ幸いです。
発色比較
発色は大きく変わるわけではありませんでしたが、スケッチブックは薄い色がはっきり見え、ケント紙や上質紙は明るく発色する傾向がありました。

一番薄いピンク色が、少しハッキリして見えるのはスケッチブックでした。
染み込み具合がちょうど良いのかもしれません。
同じ色でも、ケント紙や上質紙の方が若干明るく見えるかもしれません。
こちらは逆に染み込みにくいためかなと思います。
水彩紙は紙が黄色がかっており、その影響で少し落ち着いた印象になりました。

私はどこってうまく言えないけど
ケント紙の色の感じが好き
▶アクリルマーカーと水性マーカーの違いが気になる方はこちらをどうぞ。
水性・アルコール・アクリルマーカーの違いを比較|初心者・子どもはどれを選ぶ?
にじみ比較
ここでは、線を引いた時に輪郭がどれだけ崩れるかをにじみとします。

ケント紙は、描いた端がにじんで見えます。
コピー用紙もにじみましたが、こちらはにじむというより紙が薄くインクを吸収しきれない印象です。
線を引いたところ以外にも、色が広がってしまいました。
一番にじまなかったのは、上質紙です。
ぼかしやすさ
ここでいうぼかしやすさは、ブレンダーによる色のひろがり表現とします。

ブレンダーでにじませようとするなら、スケッチブックや水彩紙が向いています。
ケント紙や上質紙はブレンダーで塗った上にマーカーをおいても、なかなかひろがりません。
裏抜け比較

アルコールマーカーは、今回試したどの紙でも裏抜けしました。
とくにコピー用紙やスケッチブックは裏側までしっかりインクが抜けます。
水彩紙は1度塗りでは目立ちませんでしたが、重ね塗りをすると裏側にインクが見えました。
下の紙への色移り
また、ほとんどの紙では、その下の紙や机にまでインクが移ることがあります。
アルコールマーカーを使う際は、不要な紙や下敷きを敷いて描くのがおすすめです。
気をつけるべきは下敷きなどを利用する際、その前に下敷きにうつった色が絵に影響する可能性があることです。
写真は下敷きに青が残ったまま紙にピンクを塗ったら、青が紙に影響した際の写真です。

グラデーション比較
あくまで初心者目線で、私はグラデーションがきれいなのはケント紙だと思いました。


好みもあるかと思うので、写真で比較してみてください。
次いで上質紙、それとスケッチブックも悪くないかなと思いました。
スケッチブックと水彩紙は、絵の雰囲気の好みにもよるかもしれません。
パキッとした印象より、少しふんわりした感じに合いそうです。

私はスケッチブックのグラデーションの方が好きかなぁ
比較結果一覧表
今回使用した5種類の紙での比較表です。
| 紙の種類 | 発色 | にじみ | 裏抜け | グラデーション | コスパ |
| コピー用紙 | 〇 | 〇 | ✖ | ✖ | ◎ |
| スケッチブック | 〇 | 〇 | ✖ | 〇 | 〇 |
| 水彩紙 | △ | 〇 | △ | △ | △ |
| ケント紙 | ◎ | △ | ✖ | ◎ | 〇 |
| 上質紙 | 〇 | ◎ | ✖ | 〇 | △ |
※ここでのにじみは、紙に描いた時に線がにじむかどうかであって、ぼかし表現に適しているかではありません。
今回使用した紙の詳細は、こちらで紹介しています。
この結果はこの紙での検証であって、全部がこれにあてはまるものを保証するものではありませんので、参考にしてお選びください。
比較してわかった!紙ごとの特徴とおすすめ
コピー用紙
今回検証した商品はおすすめ品が見当たりませんでしたので、一般的な商品のリンクです。
- コスパ最強
- 練習向き
- 下敷き必須(新聞紙でOK)
スケッチブック
- バランス型
- 初心者向き
- ふんわりした絵に向く
水彩紙
- 手持ちなら十分使える
- アルコールマーカー用として優先して購入する必要はないかも
ケント紙
- 発色とグラデーションが強い
- 線のにじみがやや気になる
コピック特選上質紙
- 線がきれい
- パキッとした絵向き
- 色ムラが目立ちやすい
▶ミリペンとの相性が気になる方は、ミリペン×紙の検証記事はこちら
ミリペンにおすすめの紙は?5種類で描き比べてわかった意外な違い
結論|初心者におすすめなのはこの3種類
・総合バランス → スケッチブック
・グラデーション重視 → ケント紙
・線の美しさ重視 → 特選上質紙
スケッチブック
・コピック初心者
・子どものお絵描き
・練習用
ケント紙
・本気で作品を描きたい人
・アニメ塗りやグラデーション重視
特選上質紙
・線画を綺麗に見せたい人
・ミリペンとの相性重視
アルコールマーカーにムラはつきものですが、1度塗りでもムラがわかりにくいのはスケッチブックでした。
イラストの雰囲気がふんわりした感じであれば、スケッチブックがおすすめです。
グラデーションをしたいのであれば、KMKケント紙はきれいにグラデーションしてくれ、発色も美しいです。
線のにじみを避けたいならコピックの特選上質紙でした。
お子さんや自分に合いそうな紙を選んで、素敵な絵を描いてください!
アルコールマーカーとほかのマーカーの違いが気になる方は、こちらでまとめています。
おすすめのミリペン比較はこちら。




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