子どもに色鉛筆をプレゼントしようと思い、Amazonや楽天で検索するとたくさんの色鉛筆が選択肢として出てきます。
それぞれ何が違って、何色が良くて、使いやすいのはどれか?
色々考えてしまうと思います。
私は子どもの気持ちをしっかりと聞かずに「もっと安いのあるじゃん」や「長く使えるのが一番でしょ」と自分の気持ちで、子どもに画材を買ってしまい失敗したことがあります。
この記事では、そうならないようお子さんのタイプ別におすすめの色鉛筆を紹介します!
お子さんのタイプ別 色鉛筆のおすすめ
基本的には、小学生の色鉛筆は24~36色あれば十分だと思います。
ただし、ぬり絵やお絵描きが好きなお子さんは40色以上の多色の色鉛筆、喜んで使用すると思います。
下記のような感じを目安にしてみてはいかがでしょうか。
・ぬり絵やお絵描きが好きかどうか
・日常用の購入か、誕生日やクリスマスのちょっと特別なプレゼントか
関心が薄いなら12~15色でOK
ぬり絵やお絵描きにあまり興味がなく、夏休みの絵日記などで困らない程度にあれば良い、ということでしたら、学校で使用する色鉛筆として多い12~15色程度の色鉛筆が良いと思います。
普段からぬり絵やお絵描きを好きな子には物足りないでしょうが、基本の色が揃っています。
色鉛筆にもよりますが、12色や15色では金・銀は入っていないことが多いようです。
あまり場所をとらないサイズなので、机のなかや机横の棚に置いても邪魔にならないでしょう。
日常的にぬり絵するなら24~36色
普段からぬり絵をしているなど、日常的に色鉛筆を使用する子は24~36色がおすすめです。
基本の色はもちろん、山吹色や群青色、深緑、金、銀などの色があることが多く、表現の幅が広がります。
サイズが大きくなるため、置き場所を選ぶ可能性が出てきます。
お絵描き好きには多色もおすすめ!
お絵描きが好きで色鉛筆を良く使っている、ぬり絵でもグラデーションや色を重ねるといった工夫をするような、ぬり絵やお絵描きが大好きな子には、多色の色鉛筆がおすすめです。
一般的な文具売り場では36色くらいまでの色鉛筆を見かけることが多いですが、Amazonや楽天では100色を超える色鉛筆も豊富にあります。
誕生日やクリスマスなどのプレゼントにも最適です。
40本以上の色鉛筆は、置き場所に困る可能性があるためケースの形状や広げた時に必要なスペースなどを考慮しましょう。
色鉛筆の種類も考慮して選ぼう
色鉛筆の種類は油性、水彩、プラスチックがあります。
油性の色鉛筆は発色が良く、初めての色鉛筆としても使いやすいでしょう。
水彩色鉛筆は、水で水彩画のようなタッチになる色鉛筆です。
プラスチック色鉛筆は、学校で使用されることも多いクーピーのような軸も芯材のものと、軸の中に芯がある普通の色鉛筆のように見えるものとがあります。
プラスチック色鉛筆は色が薄めのものが多く、筆圧の弱い子は注意が必要です。
初めての色鉛筆や小学校用に
小学校入学に備えて、色鉛筆に慣れておこうと購入を考える方や、学用品準備のために購入される方もいるでしょう。
学校によっては、持って行く色鉛筆の指定がある場合もあり、確認するか説明会があるまで待つのをおすすめします。
とくに指定がなければ、ご近所で単品販売があるものを選ぶと、短くなった際の補充に便利です。
サクラクレパス クーピーペンシル12色+3色

学校で使用されることが多いサクラクレパスのクーピーペンシルは、単品販売があるため補充も困りません。
プラスチック色鉛筆です。
似たような形状のぺんてるのプラスチック色鉛筆が指定の場合や、とくに指定がない場合などもあります。
三菱鉛筆 色鉛筆 880

三菱の色鉛筆のスタンダードな油性色鉛筆をおすすめします。
鮮やかな発色で長く愛されている色鉛筆です。
描き心地がなめらかです。
普段のぬり絵には24~36色
ぬり絵はまぁ普通に好きで週1くらいでしているよ、という感じなら24~36色あれば十分です。
トンボ 色鉛筆NQ

トンボ色鉛筆NQは12色、24色、36色と同シリーズのミニ色鉛筆12色の4種類があります。
鮮やかな発色と紙への定着性に優れた色鉛筆です。
はじめての色鉛筆としても、いつもの色鉛筆としてもおすすめです。
三菱鉛筆 ユニカラー

三菱のプロ仕様色鉛筆です。
微妙な中間色や淡い色合いもくっきりクリアです。
どこにでも売っている色鉛筆より少し特別なものをと考えた際や、お絵描き好きなお子さんに。
お祝いや特別なプレゼントには40色超えも
色鉛筆は、ぬり絵やお絵描きが好きなお子さんに喜ばれる身近な画材です。
自分が普段使用するものがグレードアップするというのは、特別に感じるしやる気もあがります。
色鉛筆のグレードアップは、今までよりも多い色数や今までなかった機能がある、そして特別感のある製品、というところから得られると思います。
ぜひ、ぬり絵やお絵かき好きな子へのプレゼントに。
Roleness 水彩色鉛筆

48色、72色、120色があり、色数のわりに価格も抑えめの水彩色鉛筆です。
我が家の小学生が使っており、以前お友達が来た時に水彩色鉛筆でお絵描き会が始まった際はとても盛り上がっていました。
水彩色鉛筆は、お絵かき好きとしては使ってみたい手軽な画材です。
ファーバーカステル ポリクロモス

「お友達がファーバーカステルの色鉛筆持ってた!」と子どもが私に教えてくれるくらい、特別感のあるドイツの筆記具ブランド。
なかでもポリクロモスは最高級の油性色鉛筆です。
決してお求めやすい価格とは言えませんが、特別なプレゼントにふさわしい色鉛筆です。
筆圧の弱い子やお出かけ用には「ハーフ色鉛筆」がおすすめ

筆圧が弱い子には、一般的な長い色鉛筆は扱いにくい可能性があります。
クレヨンからの移行がうまくいかない場合や、なんだか描きにくそうと感じた際に試してみてほしいのが「ハーフ色鉛筆」や「ミニ色鉛筆」と呼ばれる、通常の色鉛筆の半分の長さのものです。
気になる方は「無印のハーフ色鉛筆36色をレビュー 2・3歳の小さな手や筆圧の弱い子にぴったり」もお読みいただければと思います。
まとめ 基本は24~36色、お絵描き好きにはもっと!
小学生の色鉛筆について解説してきました。
小学生の色鉛筆は、基本的に24~36色がおすすめです!
我が家には100色を超える色数の色鉛筆がありますが、この色鉛筆を広げて描くには4人分の食卓テーブルを占領するスペースが必要になります。
全部広げることは少なく、工夫しながら使用しています。
普段使用するには、あまりぬり絵やお絵描きに関心がない子は12~15色ぐらい、関心があっても24~36色は飽きずに楽しめる、十分な色数です。
絵を描くのが大好きで、美術部やイラストのクラブに入るくらい絵を描くのが好き、普段色鉛筆でグラデーションや混色をするくらい工夫して楽しんでいるお子さんなら、40色以上の多色の色鉛筆もきっと喜んで使ってくれるでしょう。
スペースや使い方は工夫次第ですし、楽しみ方が広がるのは確かです。
お子さんが親しんで使える色鉛筆をぜひプレゼントしてあげてください。
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