学級閉鎖で突然お休みに…。
「暇をつぶせる遊び」「ひとりで静かにできること」を探している方向けに、家でできるアイデアを状況別にまとめました。
もしもお子様が罹患しているなど、家庭内隔離が必要な場合は
👉「家庭内隔離中の子どもにおすすめの暇つぶし10選」もご参考に。
まずはざっくり予定を決めよう
親が一緒にいる、いないに関わらずざっくり予定を決めておくと、親子ともに自分のしたいことを入れやすいです。
予定を決めるに当たり、大事なのは2つだと思います。
・やらなきゃいけないことを、いつやるか予定に組み込むこと
・息抜きになるようなことを意図的に入れていくこと
時間が何時でも関係ない、という感じになるとダラダラしてしまう子どもと私。
ガチガチに予定を決めなくても、朝9時からは勉強の時間、とか。

午後1時半からは楽しむ時間など、ある程度決めてしまうのが我が家流です。
まずは子どもたちと会議をしながら決めていきます。
宿題があるなら、どのくらいあるのか、毎日何枚やるかなど目処をつけます。
(最近はタブレット内の宿題も多いです)
親子ともにストレスがかかる状況です、少しでも楽しく乗り越えたいですね!
✔ 仕事で手が離せない → ひとりでできる遊びへ
✔ 一緒に過ごせる時間がある → 親子で楽しむ遊び・過ごし方へ
✔ 外に少し出てもよい → 家の周りでできる遊び・過ごし方へ
ひとりでできる遊び
急な学級閉鎖で、仕事がある場合やどうしても用事がある場合、子どもに留守番してもらうかの判断が必要になるかもしれません。
学級閉鎖の場合はこの後具合が悪くなる可能性もあり、判断の難しいところであります。
留守番の判断に迷う時は、日本小児科学会や自治体のガイドラインを確認してください。(参考:日本小児科学会「留守番をする子どもの安全をまもるためにできること」)
安全に配慮したうえで、ここからは元気なお子さんがひとりでも楽しめる遊びや暇つぶしを紹介していきます。
迷路・間違い探し
■急な学級閉鎖でも30分以上集中する強い味方■
男女問わずできる、迷路や間違い探し。
無料でできるものがネットにもたくさんあります。
家にプリンターさえあれば、急なときでも印刷するだけ!
市販のものもあるので、お子さんが好きなら手に入りやすいほうを。
ぬりえ
■推しキャラのぬり絵や好きなテイストのぬり絵が最強■
どちらかというとぬりえは女の子向けかなと思いますが、男の子でも好きな子は暇つぶせると思います。
うちの子たちは家にあるぬりえはあまりやらないけど、好みの絵を印刷したものはやる、ということがあります。
ぬりえもネットで無料で印刷可能なものがある可能性も、好きなキャラクターで検索してみると良いでしょう。
お絵描き、工作
うちでは日常ですが、子どもが好きなことであればやっぱり良い時間の過ごし方。
工作が好きなら、紙コップ、紙皿、牛乳パック、ストローなど家にある材料を渡すだけで目を輝かせるかもしれません。
こんな時のためにピタゴラスイッチの工作の回や、ひらめきノージーを録画しておくのも良いかも。

ねんど
年齢にもよりますが、ねんどくらいならいない間にやっても大丈夫かな、と思います。
終わったらしっかり手を洗うこと、ねんどをする場所を守ること、がうちのお約束です。
基本は自分で片付けてもらい、多少落ちているものは帰ってから片付ける。
今は100均でも色んな色の小さなねんどが売っていてありがたいです。
読書
時間があるときこそ読書のチャンスですね。

家にある本、図書館で借りてくる、ネットで読める本もあります。
最近は伝記漫画や歴史漫画だけじゃなく、いろんなお勉強になる漫画も。
◯◯のひみつ、科学漫画サバイバルシリーズ、はたらく細胞など。
何かに興味を持つきっかけになるかもしれません。
パズル
■好きなアニメやキャラクターのパズルを完成させて飾ろう■
ジグソーパズルも好きな子は大分暇がつぶれますね。
1人でできるかはその子によりそうです。
イラストロジックやクロスワードもハマると楽しいです。
子ども向けの難易度のものを選ぶ必要があるでしょう。
アレクサと遊ぶ
おうちにアレクサがいたら、アレクサと遊ぶことができます。
じゃんけん、しりとり、モノマネなんかもしてくれます。
歌も歌ってくれます。
アレクサにどんな機能があるのか色々試してみるのも楽しいです。
(注文や電話をかけたりしない約束で)
アクアビーズ・アイロンビーズ

アクアビーズやアイロンビーズなど。
時間がつぶれて、残るものが出来上がるので、親が帰った後も話がしやすくて良いです。
アイロンは親がするから作ったら置いておくなど、確認しておくと安心ですね。
アクアビーズは霧吹きがあれば、お子さんだけで完結させられると思います。
ブロック
レゴブロックは男女問わず遊べますね。
知育効果も期待できます。
説明書をなくされた方、公式HPからPDFでダウンロード可能です。
LEGO® Builderというレゴ組み立て説明アプリもあります。
ゲーム
いつものゲームが好きなので、それをできるだけで幸せ、という子も。
例えば無料になっているソフトや体験版のものを一緒に選んでDLする、なども良さそうです。
親が不在の場合は目が届かないので、ダラダラやりすぎないようタイマーを用意して時間を決めるのも良いかもしれません。
YouTubeなどの動画をみる
みんな大好きYouTubeや、PrimeVideo、Netflixのようなサブスクで好きな動画を見る時間も息抜きになるでしょう。
YouTubeなどで年齢にそぐわないものを見られたら、と思うのであればPrimeVideoなど動画配信サービスの方が年齢制限が明確で安心かもしれません。
PrimeVideoは動画のダウンロードも可能なので、端末にダウンロードしておくのも手段のひとつです。
音楽を聞く
音楽を好きな子であれば、音楽をかけられる環境にしてあげるとそれだけでご機嫌で過ごせることもあります。
うちの子は好きな音楽を流しながら、ご機嫌で絵を描いています。
歌っていること、踊っていることも多々。
マンションの方などは騒ぎすぎないようご注意ください。

親子で楽しむ遊び・過ごし方
子どもだけでさせておくと心配な遊びも多々あると思います。
そういう場合は親がいられるときに、その遊びを予定に組み込みましょう。
お絵かきしりとり
必要なものは鉛筆と紙だけ。
何を描いたか字で書いたり、口で言ってはいけません。
お互いの画力にもよりますが、普段のしりとりではよく言うけど描こうと思ったら絵には描けない、があって結構面白いです。
問題作があったら、パパや兄弟に見せたりする楽しみもあります。
ダイラタンシー
片栗粉と水だけでできる、簡単な実験です。
片栗粉2:水1の割合で、タッパーなどの容器に入れてください。
衝撃が加わると固くなり、衝撃がなくなると液状になるというもの。
容器に手を入れてぎゅっとつかむと固くなり掴めますが、手を開くとたらーっと手からこぼれていきます。
これなら家にあるものでできるので、新聞を敷いてどうぞ遊んでみてください。
スライム
1から作るも良し、100均でスライムを買ってきて中にラメ入れたりして楽しむのも良しです。
スライムは、一般的にはホウ砂を使うため注意が必要です。(参照:協同組合藤沢薬物協会「家庭に潜む危険物IV(スライム、クレヨン、シャボン玉液)」)
洗濯でおちにくいため、汚れてもよい服装で遊ぶのをおすすめします。

クッキング
お菓子でも、パンでも、おかずでも、一緒に作るのも楽しいですね。
食べるところまでセットで楽しめるのが良い!
幼い弟妹がいても、クッキーの型抜きや生地をこねる作業なんかはある程度一緒にできます。
親子で料理をするのは、慣れるまではある程度時間に余裕がないと難しいので、こういう機会にぜひ。

PCゲーム
ネット上に無料で遊べるゲームが色々あります。
脱出ゲーム、ブロック系、有名なフリーゲームなどなど。
たくさんあります、親子でかわりばんこに楽しんじゃうのもいいですよ。
【小学生向け】学級閉鎖や療養期間におすすめ!PCで遊べるフリーゲームの記事で紹介しています。
家の周りでできる遊び・過ごし方
シャボン玉
お友達とは遊べませんが、学校の時間帯にちょっと家の周りでシャボン玉するくらい許してほしい。
誰かいても遊べない旨を約束したうえで、外の空気も吸わせてあげたい。
暖かい時期ならシャボン玉でもいかがでしょうか。
なわとび
一軒家であれば、家の周りでなわとびくらいはいいんじゃないでしょうか。
運動不足の解消にもなります。
身体を動かすのは、体力的にも精神衛生上も大事なことですよね。
お外でご飯
別にBBQとかじゃなくて良いんです、イスとテーブル、もしくは敷物を家の周りやベランダに広げてご飯を食べるだけ。
お弁当でも、買ってきたパンでも、何でも良いんです。
ちょっと気分が変わります。
何かのきっかけになるかもしれないこと
子どものお友達の話を聞いていると、多くの習い事をしている子も多く、兄弟がいるととくに習い事の送り迎えに親が苦労している家庭も少なくありません。
金銭的な負担はありますが、オンラインの習い事であれば少なくとも送り迎えの問題はありません。
探求学習・オンライン塾・英語・プログラミング・アート分野など、子ども向けのオンラインで学べる習い事も多くあり、無料体験の機会があるものもあります。
この機会に、興味のある分野のものを体験してみるのはいかがでしょう。
まとめ 学級閉鎖の過ごし方
この記事では、学級閉鎖の暇つぶしや家でできる過ごし方を紹介しました。
学校が始まってもギャップが少なく済むよう、工夫しながら過ごしたいですね。
勉強や習い事の練習、塾の宿題や学習教材など、やらなきゃいけないこともあります。
基本家から出られないので、そのストレス発散としていつもとちょっと違う楽しみ。
そんなふうにメリハリを付けてあげられたら、と思います。
学級閉鎖は大変だけど、普段できない経験ができる機会でもあります。
「暇つぶし」ではなく、「ちょっと成長する時間」になるといいですね。
罹患して、家庭内隔離の場合はこちらをどうぞ。
時間の管理にタイマーを検討の方はこちらの記事も参考に。





コメント