【小学生から】親子で読みたい!完結済み青春漫画7選

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こどもが小学生くらいになると、漫画好きとしてはそろそろ一緒に漫画読めるんじゃない?と内心期待するところであります(そうか?)
しない?しない?私だけ?
そんなことないよね!(希望的観測)

しかし、電子化が伴うにつれて一緒に読む、が難しくなりつつあることを実感します。
実際自分だって本買うこと減りました。
GEOの貸本でも、電子書籍でも大人買いでも何でもいいのですが、一緒に読みましょうよ!
感想語り合いましょうよ!
ということで、今日は親子で奪い合って読める完結済み漫画の私的ベスト7を。
いや、正直もっといくらでもあるんだけど。
そのうちもっと紹介するぞ!

以下広告が入ります。

ハイキュー!!

古舘春一さんのバレーボール漫画。
2012年から2020年までで全45巻、少年ジャンプで連載されていました。
累計発行部数6000万部突破、アニメ化もされたし、今度映画も公開されるという大人気作です。

読んだことありますか?
なかったら是非1度読んでみてほしい!
マジ名言だらけ!
伏線回収は丁寧だし、これが週刊連載だということが「マジで!?」と言いたくなります。
そして私が思う古舘さんの一番の魅力は、回想シーンの入れ方とか、いわゆる脇役の感情の見せ方が尋常じゃなくうまいです。
だからこそ思うんです、脇役のこの人にもこの人が主人公の物語がちゃんとあるんだって、ただの脇役なんかいないって。
でね?そうするとですよ。
主人公のチームは烏野(からすの)という高校のチームなんですけど、個性豊かな烏合の衆で決して仲の良いのチームではないんですね(悪くもないが)
「違う個性と同じ方向を向いて努力すること」ができる、ということに説得力がめっちゃ出る!
これがね、この漫画最大の魅力だと思うわけです。

映画は2月16日公開です。
ジャンプのベストゲーム人気投票でもダントツ1位だった「ゴミ捨て場の決戦」です。
春高の音駒戦ですね。
主人公の学校が烏野でカラス、相手は音駒でネコなんで過去の因縁も含めてゴミ捨て場の決戦。
相手高校の弧爪研磨が裏主人公と言っても良いような回ですが、個人的には36巻のラストがどんな風に映画で表現されるのかが楽しみです。

ちはやふる

末次由紀さんの競技カルタの漫画です。
2008年から2022年まで連載、全50巻です。
BE・LOVEで連載されていました。
アニメにもなったし、実写映画も話題になりましたね。

こちらは、全50巻私には同じことが描いてあるように思えました。
メッセージは「自分と向き合う、自分と戦うこと」
もうずーっと、登場人物皆それに苦しんでいる。
でも向き合って、戦って、自分になろうとしている。
それがこの物語の骨子だと思います。
自分と向き合うことでしか見えてこない事、どんなに先が見えなくても、今が苦しくても。
結局そこからしか、何も生まれてこないんだってことが、くり返し手を変え品を変え、でも強烈に描いてる。
私には、そういう物語に見えます。
そして現実もまた、自分と向き合っていかなきゃいけないんです。
泣いて笑って、生きていく。


ちはやふるも終わっちゃったしなーと思っていたのですが、何と「ちはやふるplusきみがため」が連載されています!
主人公は変わります、ちはやふる50巻の最後に出てくる1年生の男の子が主人公です。
家庭環境があまり良くないようです、そしてその子のお友達も主要人物の予感です。

コミックDAYS (comic-days.com)

こちらで「ちはやふる」も、新連載「ちはやふるplusきみがため」も試し読みできますので、よろしければ読んでみてください!

銀の匙

荒川弘さんの農業高校を題材にした漫画です。
2011年から2019年まで連載、全15巻。
「ハイキュー!!」と「ちはやふる」よりは大分巻数が少ないです…多いのばかりおすすめしてごめんなさい。
でも巻数が多いからすすめてるんじゃないですよ、面白いから!
銀の匙は週刊少年サンデーでしたね、お話のスピード感はゆっくりめです。

主人公が挫折して、中学校の先生に薦められた農業高校に入学するところから物語は始まります。
笑いと真面目のバランスが良いですよね、荒川さんはそういうところすごく上手だと思います。
だから重たい話が出てきても、重くなりすぎずに読めるんだと思う。
子どもの食育の意味でも読ませたいなと思ってすすめてみたところ、面白がって読んではいました。
食育にはつながらなかったかな、うちはね!
でも働くっていうこととか、多分身近なリアリティを持って読める作品だと思います。
そして一番大事なメッセージは「何度失敗しても、どこからでもスタートできる」ってことだと思うんですよね。
きっと大丈夫、と失敗した時も背中を押してくれる作品です!

Dr.STONE(ドクターストーン)

原作:稲垣理一郎 作画:Boichi
人類石化からスタートするサバイバル・ファンタジー。
2017年から2022年まで週刊少年ジャンプで連載、全26巻。

(追記)
と思っていたら、2024年4月に27巻が発売されました。
今度こそ終わりだと思います!全27巻!

「どうして勉強するの?」の答えの一つとなり得る漫画だと思います。
科学というものに興味を持つきっかけにもなりそうです。
そんなの関係なくて、話がおもしろいから読む、と言わせるだけの物語の力も十分にあります。
今の自分の生活の基盤は誰かの膨大な努力と時間の上に成り立っている、ということを自覚するだけでもきっと違う。
いつか誰かの役に立つことを信じて、努力できる人になるかもしれません。
どのキャラクターも個性があって、生き生きとしています。
個人的にはスイカちゃんに泣かされます。
それぞれに役割がある、誰のことも否定しない、というのもこの漫画の大事な部分です。
私にも、あなたにも、きっと役割がある。

Papa told me

榛野なな恵さんのパパと2人暮らしの女の子のほのぼの日常系。
まとまって全巻セットみたいの見当たらないけど、どっから読んでも大丈夫です!
基本一話完結の、やさしいやさしい物語。
1987年からヤングユーで不定期掲載、現在はCocohanaにて連載中。
ほっと一息つきたくて寒い日に入れるココアみたいな漫画です。
そっと、何かを差し出してくれるような。
子どもだから子どもが主人公の本とかじゃない、子どもがちゃんと個人として尊重されている。
子どもを守るためや笑ってほしくて頑張るけども、子どもはちゃんとひとりの人間で、考えたり傷ついたり自分で頑張ったりする。
きっと大人と同じか、それ以上に。

少年ノート

鎌谷悠希さんの合唱の漫画です。
ちょっと古いから電子じゃないとなかなか読めないかも。
2010年から2014年までモーニングの増刊や月刊誌で連載。
繊細なボーイソプラノの男の子が主人公で、合唱部のみんなと時にぶつかりながら成長していきます。
みんな繊細で、何かを抱えていて、分かってもらえない、分かってほしい、何でこんなことも分かんないの?と、色んな気持ちが錯綜していて、これこそが子ども時代、と通り過ぎた身で思います。
多分、この話を子どもたちがおもしろい、と読むかは分かりません。
でも、きっと救われる子がいると思う。
通り過ぎてから読んで、泣くこともあるかもしれない。
だから私は、読んでほしい。

ナナマルサンバツ

杉基イクラさんのクイズ漫画です。
これもまた「なぜ勉強するのか」の問いに対する答えの一つたり得ると思います。
「自分の世界を広げて人とつながる」
自分の世界を広げていくのは楽しい、その楽しみを目いっぱい描いた作品です。
ぶっちゃけ陰キャの主人公が周りに巻き込まれながら、自分でクイズにハマっていきます。
ガチのクイズです、一般人わからない問題多数。
でも、お話として面白いんです。
クイズというちょっとマニアックな世界も、面白そうと思わせます。
クイズにはまるかはさておき、ちょっとのぞいてみてはいかがでしょう?


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