アルコールマーカーを調べ始めると、必ず名前が出てくるのが「コピック」です。
実際に値段を見ると「高くない?」と感じる人も多いと思います。
私は、子どもが欲しがったのをきっかけに調べてみて、
「コピックは高いよ!アルコールマーカーならいいんでしょ?」と違うマーカーを買いました。
ところが、最初は喜んで使っていた子どもは、しばらくすると自分のお小遣いで1本ずつコピックを買い始めたのです。
そんなに違うの?と調べていくうちにわかったのは、
コピックは「一度買って終わりの道具」ではない、ということでした。
この記事では、使っている人には当たり前すぎてあまり言語化されていない「コピックが選ばれる理由」について解説します。
実際に、はじめてアルコールマーカーを選ぶときの選択肢については「はじめてのアルコールマーカーで後悔しない選び方 コピックとOhuhu、最初に選ぶなら?」の記事で詳しくまとめています。
コピックが高くても選ばれる、一番の理由
コピックが高価に感じられる一番の理由は、使い捨て前提ではない設計にあります。

① インクの補充ができる
多くのアルコールマーカーは、インクがなくなったらそこで終わりです。
コピックは、インクを補充して繰り返し使えます。
長く描く人には「買い替え」ではなく「使い続ける」道具になります。
② ペン先の交換が可能
線がつぶれてきたり、毛羽立ってきても、ペン先だけを交換できます。
本体を丸ごと買い直さなくていい、というのは、長く使う人ほど実感しやすいポイントです。
本体を買い替えたいと思った際も、単体で購入できるのは嬉しいです。
③ 流通が安定している
必要な色が、必要なときに手に入る。
これは続けるうえで、とても大事です。
よく使う色が「この色、もう売ってない…」という状況になりにくいのも、コピックが選ばれ続けている理由の一つです。
描き続ける人を楽にするポイント
コピックは、最初よりも続けてからのほうが便利さを感じやすい道具かもしれません。
描き続けることで実感しやすいポイントを解説します。
① 色数が豊富
マーカーの種類によって180色~358色まで、色の選択肢が多いので、「この色がほしいのに」ということが起きにくくなります。
絵を描く中で最初のセットより「もう少し薄い〇色がほしい」や「もっと明るい〇色がほしい」というのは出てくるかもしれませんが、単独で買い足せます。
少しずつ自分好みの色を揃えられるのが、続けやすさにつながります。
② アプリで色管理ができる
所持数が増えてくると
「どの色を持っているんだっけ?」
「同じ色をまた買っちゃった…」
なんてことも。
そんな悩みを減らしてくれるのが、公式アプリの色管理機能です。
持っている色を登録しておけば、買い足すときも迷いにくくなります。

③ 描いた絵の色を記録できる
同系色の色味が多くなると起こりがちな「この絵、どの青で塗ったんだっけ?」
という問題も、アプリで記録しておけます。
描き直したいとき、続きを描きたいときに、
同じ色を再現しやすいのは、描き続ける人にとって大きなメリットです。
はじめてでも安心な理由
「高い=難しそう」と感じるかもしれませんが、コピックは最初の不安を減らす工夫もあります。
① 発色がよい
コピックは発色がよいと感じる人が多いです。
安いアルコールマーカーも比較しましたが、なかには色が薄付きだと感じたり、色が濃すぎて困ることもありました。
コピックでは自分好みのちょうどよい色が探しやすいと思います。
私のような素人が何かを言うよりも絵のプロが多く使用していることが何よりの保証ですね。
② 無料のオンライン講座がある
公式の無料講座や公式の有料ガイドブックなどがあり、「どう使えばいいかわからない」状態になりにくいです。
道具だけでなく、使い方まで用意されているのは安心材料です。
非公式でもたくさんの動画があるので、わからないことがあったら検索してみるのをおすすめします。
実際の色の出方が気になる方は「【2024】アルコールマーカーの肌色を比較してみた(100均・THE PEN・コピックチャオ)」の記事もお役立てください。
コピックは種類がある
コピックには、用途や価格帯の違う種類がいくつかあります。
代表的な3種類を紹介します。
コピックチャオ(180色)
・比較的手に取りやすい価格
・はじめての人向け
・インク少なめ
・ミディアムブロード(蛍光ペンのような太くてかたいペン先)とスーパーブラシ(筆ペンのようなペン先)
コピックスケッチ(358色)
・色数が多く、プロにも愛用者が多い
・描き心地を重視する人向け
・ミディアムブロード(蛍光ペンのような太くてかたいペン先)とスーパーブラシ(筆ペンのようなペン先)
コピッククラシック(214色)
・線画と塗りを兼ねたい人向け
・やや用途が限られる
・ブロード(蛍光ペンのような太くてかたいペン先)とファイン(サインペンのような細くてかたいペン先)
どれが正解、というより用途や段階で選ぶのがおすすめです。
イラスト用途ならチャオかスケッチの方が使いやすいと思います。
「いきなり1本ずつ選ぶのは不安…」という人向けに、セットも用意されています。
続くかわからないし…と迷う場合は、最初のアルコールマーカー選びをまとめたこちらも参考にしてください。
スタンダードなスタートキット
我が家は価格と色数でほかのマーカーを購入しましたが、絵を描き続けるならば最初からコピックを集める前提でセットを選んでおけばよかったと思いました。
スタートセットは基本的な色が揃っていて、まず試してみたい人に向いています。
ミリペンやスケッチブックなども入ったスタートボックスもあります。
コラボ商品で色数を絞ったセット
絵師さんやイラストレーターさんとのコラボ商品もあります。
コラボ商品では、絵師さんやイラストレーターさん本人のチョイスのマーカーセットになっています。

コピックは2026年2月2日出荷分から価格が改訂され、値上がりします。
ご留意ください(詳細は公式サイトでご確認を)
長くアナログ絵を続けるならコピックがおすすめ
コピックは、最初に買うとなると高価に感じる道具です。
でも、描くことが楽しくなって「これからも続けたい」と思ったとき、途中で困りにくいものでもあります。
合うものは人それぞれで、使い切りマーカーに満足して楽しむケースもあるでしょう。
この記事では、コピックの良さを解説してきました。
アルコールマーカーでコピックかそれ以外かを迷う方の参考になればうれしいです。
描き続けたい人は、ぜひコピックを選択肢に入れて検討を。


コメント