【イラスト初心者】水性・アルコール・アクリルマーカーの違いは?子どもや趣味のお絵かきにおすすめのペンを比較

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マーカー比較のアイキャッチ アナログイラスト

お子さんにぴったりの画材を選びたいけれど、「水性・アルコール・アクリルの違いがわかりにくい…」と迷っていませんか?

私も違いが分からずに、全部試してみた結果、描き心地も仕上がりもまったく違うことに気づきました。

この記事では、水性・アルコール・アクリルのイラスト用マーカーの3種類の画材を比較、初心者向けにそれぞれの良さ・難しさ・向いている用途を解説していきます。

最初に結論

水性……小学生・低年齢の子向けに安全で柔らかい表現ができ、成長しても楽しめる

アルコール……絵が好き・やる気が高い子の「伸びしろが大きい」

アクリル:工作・デザイン・小物などの「用途特化」に強い

水性・アルコール・アクリルマーカーの「基本の比較表」

3つのマーカーの特徴や用途をわかりやすくまとめました。

「ふんわり」「ビビッド」「ポップ」どれが描きたいかで選ぶのがおすすめです。

まずは3つの特徴をざっくり比較してみましょう。

マーカー種類特徴紙との相性発色・仕上がり代表的な用途
水性マーカー水でにじませやすく、水彩風表現が可能水彩紙◎、画用紙△ふんわり・やわらかい色味水彩風イラスト、塗り絵、混色表現
アルコールマーカーなじみやすく乾きが早いコピー用紙○(裏抜け注意)、専用マーカー用紙◎発色鮮やか、グラデーションが自然イラスト全般、漫画、キャラクター塗り
アクリルマーカー不透明で重ね塗りが可能コピー用紙○、暗い紙もOKマット・ポップ・カフェ風表現に最適カード・小物・イラストアクセント、デザイン用途

各マーカーの特徴と塗り方のコツ

マーカーの種類で特徴が異なるため、購入前に把握しておくのが重要です。

単にペンの種類が違うだけでなく、塗り方や相性の良い紙も異なります

ここでは、それぞれのマーカーを使用してみて感じた特徴を詳しくまとめました。

水性マーカー:水とにじみを活かした表現に

水性マーカーは“水彩のような透明感”を手軽に出せるため、ふんわりした塗りが好みの人にぴったりです。

水性マーカーのなかで店頭でよく見かけるのは「ZIG クリーンカラーリアルブラッシュ」です。

ZIG クリーンカラーリアルブラッシュは公式サイトで1本242円(参照:KURETAKE公式オンラインショップ)となかなかのお値段ですが、ペン先の筆感が素晴らしいです。

コクヨ(KOKUYO)
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我が家で6歳の子どもに買ったのは「KOKUYOのいろふでぺん」で、こちらはセット商品、価格としては1本100円未満(参照:こくよのえほん いろふでぺん)とお求めやすい価格です。

こちらは小学校入学前後の子ども向け商品です。

水筆と水彩紙で素人の私がお絵かきしてみたところ、このようなそれっぽい絵が描けたので、価格をおさえて水性マーカーを始めたい方にもありだと思います。

いろふでぺんで色を塗ったイチョウの絵
コクヨ いろふでぺんの3色で色を塗ったイチョウ

紙がボロボロになりやすく、水彩紙がおすすめ

水性マーカーは重ね塗りで紙が傷みやすいので、水彩紙に変えるだけでぐっと描きやすくなります。

水性ペンの1度塗り、2度塗り、3度塗り
使用したのはOhuhu DUAL TIP MARKER PENS


重ね塗りをした際には、ペン先に紙屑がついて塗りにくくなる場合も少なくありません。



水彩画のようなにじみのある絵を描こうと考えている場合はとくにですが、水性マーカーには水彩紙が相性の良い紙です。

ペンで塗っただけではムラができやすい

水性マーカーは乾きが遅いためムラが出やすいですが、水を加えると一気にキレイな塗りに変わります。

紙に水を塗ってから色をのせる、紙に色を塗ってから水筆でぼかしていくといった方法があり、こういった方法で水彩絵の具で描いたような絵を、手軽に描けます。

水彩のテイストが好きな方には、水性マーカーをおすすめします!

イラスト用途なら水筆で水彩風に

イラスト用途で水性マーカーを使用するなら、水筆で水彩風にするのがかわいらしく仕上がります。

私が数種類の水性マーカーを試して思ったのは、商品によりBrushとあっても、ペン先の硬さは大きく違う、ということです。

気をつけてほしいのは「Brush(筆)」タイプと書かれていても、ペン先の固めのマーカーは先に色を塗って水筆を使用すると、水彩紙であってもペンの線が残る場合があります。

できるだけペン先のやわらかい、筆っぽいものを選ぶと、水彩紙では線として残らず色が広がります。

アルコールマーカー:なじみやすさが魅力の万能マーカー

コピック(COPIC)
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アルコールマーカーはムラになりにくくグラデが美しいため、初心者でもプロ風の塗りが実現できます。

溶剤にアルコールが使われているため、独特の匂いがあります。

速乾でムラが出にくく、イラストや漫画制作に広く使われており、プロも使用する方が多くいます。

コピックが大変人気ですが、お求めやすい価格で明るい発色のOhuhuもおすすめです。 

コピー用紙にも描ける(裏抜け注意)

アルコールマーカーはコピー用紙でも描けますが、裏抜けしやすいので下敷きが必須です。

必ず下に汚れてもよい紙を敷いて、描きましょう。

アルコールマーカーはケント紙やマーカー専用紙のような表面のなめらかな紙が相性が良いとされています。

2度塗りでムラが消える

子どもがアルコールマーカーで色を塗った際「ムラがなぁ…」とポツリとつぶやきました。

検索してみると、2度塗りするとムラは目立たなくなるとあり、やってみたら本当でした。

アルコールマーカーを初めて買う人は、購入後まず1度塗りと2度塗りのムラを確認してみてほしいです。

そして2度塗りの方がよいと思ったら、カラー見本を2度塗りで作ると実際使用する際の色の濃さの見本になります。

グラデーションで色がなじむので自然

アルコールマーカーでグラデーションが作れるため、光と影の表現、空や海の変化を表現できます。

下は、素人の私がグラデーションに挑戦をしてみました。

Ohuhuアルコールマーカーと水彩紙のグラデーション
Ohuhuのアルコールマーカーと水彩紙(荒目) 空をイメージしたグラデーション

乾く前に塗る必要があるので一気に仕上げなくてはなりませんでしたが、それなりにグラデーションになりました。

にじみやすい画材なので、慣れないうちは絵の線からはみ出すこともあると思いますが、慣れると上手に塗れるようになるでしょう。

スピーディな色塗りが可能

乾かないうちに色をなじませることの多いアルコールマーカーでは、スピーディな色塗りができます。

肌と肌の影などは乾かぬうちに塗る必要があり、隣り合うけど混ざってほしくない髪の色などは少し時間を置いて塗ったほうが良いでしょう。

アクリルマーカー:重ね塗りができるのが特徴

アクリルマーカーは不透明で色を重ねられるので、工作やデザイン系の表現に強い画材です。

基本的に色は混ぜるというよりも、上にのせていくイメージが良いと思います。

かわいらしいポップなイラストに最適です。

コピー用紙OK、暗い色の紙にも描ける

アクリルマーカーはコピー用紙でも裏に染みませんでした。

黒やグレーなど濃い色の紙や、プラスチックといった硬いものにも描けます。


ポスターや工作にも大活躍しそうですね。

優しい色合いの印象

不透明だからか、アクリルマーカーは全体的に白が混ざったような印象の色が多いです。

ビビッドにはなりにくく、優しい色合いのイラストに合うでしょう。

風景画やイラストに使用されて、リアルで特徴的な絵を描かれている方もいます。

重ね塗りで発色が良くなる

アクリルマーカーは不透明インクなので、色を重ねるほど鮮やかに仕上がります。

重ね塗りで発色が良くなり、ムラも少なくなります。

とくに暗い色の紙に描く際は、何度か重ね塗りするときれいな色で描けます。

薄い色を濃い色に重ねられる

アクリルマーカーは、水性やアルコールマーカーと違い、濃い色に薄い色を重ねて鮮やかに発色します。

濃い色の上に薄い色を重ねられのは、他のマーカーにはあまりないアクリルマーカーの特徴です。

下の絵はカップとコーヒーの色を塗った上から、白を塗っています。

Ohuhu アクリルマーカーで描いたコーヒー
Ohuhu アクリルマーカー(Acrylic Paint Markers)のうえからミリペンで線描き 紙はスケッチブック

下絵の線を消えてしまうため、仕上げのペン入れがおすすめ

アクリルマーカーは下書きの線を薄くしたり、消してしまうため、必要であれば色を塗った後に下絵をなぞって仕上げのペン入れをしましょう。

先ほどのコーヒーカップの絵は、色を塗った後にミリペンで線をなぞりました。

実例比較!3種のマーカーのみで「アイス」を塗ってみた

マーカー以外のものは使用しておらず、コピー用紙にマーカーで色を塗った場合の比較をしてみました。

私は絵を描く人ではなく、子どもがお絵描き好きな素人です。

素人が塗ってどんな感じになるのか、説明してきた特徴がどんな感じに見えるのかをお伝えするために、私のつたないアイスの絵をのせておきます。

アイスでマーカー3種を比較 すべてOhuhuのマーカーです

同じ絵でも画材によってこのように雰囲気が異なります。

同じ絵でも印象が異なるくらいなので、どんな絵を描きたくてどのマーカーを選ぶかはとても重要です。

水性マーカー:イラストっぽく、ふんわりした表現に

水性マーカーをイラストの色塗りとして使用するなら、水筆と水彩紙で表現の幅が広がります。

このイラストはコピー用紙に描いたため、紙がボロボロにならないよう1度塗りでやめました。

重ね塗りをすると紙がボロボロになるだけでなく、ペン先に紙のくずがついて描きにくくなります。

水筆と水彩紙があれば、ふんわりしたかわいいイラストが描けます。

漫画家さんやイラストレーターさんに水彩が好きな方も多く、そういった絵にあこがれているなら水性マーカーや固形水彩は入り口として最適です。

アルコールマーカー:イメージ通りに、立体感のある仕上がりに

マーカー単体でイラストを完成させる、と考えた時にアルコールマーカーがイメージ通りになりやすいでしょう。

にじみがあるので、初心者ははみ出さないよう塗るのがちょっと大変です。

グラデーションが得意な画材で、明暗や濃淡の表現ができ、発色もきれいなので初めて使う時は「自分の絵がイラストっぽくなった!」と興奮します。

使用する際には注意点があるため「【失敗談あり】「はじめてのアルコールマーカー」を後悔しない選び方!Ohuhuとコピックチャオをおすすめする理由」も参考にしていただけたら嬉しいです。

アクリルマーカー:カフェ風やポップなテイストが似合う

アクリルマーカーは不透明で、水性マーカーやアルコールマーカーとくらべると色の印象が異なります。

カフェ風のイラストや、デフォルメしたかわいくてポップなイラストに最適です。

もちろん、リアルな風景画や人物のイラストもすてきに仕上がりますよ。

まとめ 描きたいテイストにあわせてマーカーを選ぼう

この記事では、水性・アルコール・アクリルマーカーの特徴やそれぞれの良いところを紹介してきました。

絵を始めるときに大事なのは、「自分の好き」を最初に選ぶことです。

水性・アルコール・アクリル、どれも初心者でもきちんと“味わい”が出せる画材です。

最初の一本があなたやお子さんの「楽しい!」につながるなら、それが正解だと思います。

迷ったときは、扱いやすくて変化が分かりやすい アルコールマーカーから始めるのがおすすめです。

今日選んだ1本が、明日の『描けた!』につながりますように

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