タイマーで残り時間が見えるようになる、というのは「時間の感覚を目で分かる」ということです。
時間の感覚がわかると、自分で時間の使い方をどうするか、より具体的に考えられます。
・時間の感覚がつかめない子どもに、感覚を目で見せる効果がある。
・感覚がわかり始めると、時間の使い方が変わる。
・時計が読める子や、大人でも時間の使い方が変わる。
時間がないからと子どもの着替えをつい手伝ってしまう。
いつも時間ギリギリになってしまい、出かけるときはバタバタ。
そんな毎日をどうにかしたい、という方に残り時間を可視化するタイマーをおすすめします!
「残り時間が目に見えるタイマー」我が家の場合
我が家で購入したのは、Sweet Bakuのタイマー。
・最長60分、自分の必要な時間をタイマーで設定できて、残り時間が目に見える
・時間が来たら「ジリリリ」と音が鳴る
・タイマーをかけている間は「カチカチ」と時限爆弾めいた音がする
・ぜんまい式なので電池等はいらないが、正確な時間ではない(と説明がついていました)
類似の他の商品を口コミで見ると、タイマーをかけている間は静かな物もあります。
私はちょっとでもお安いものを、子どもたちの好きそうな見た目でとこちらを購入。
裏はこんな感じ。
濃い水色の部分が回せて、時間を設定できます。
たまに、時間が短い時に「ジリリリ」が鳴らない時があります。
音はこんな感じです、最初カチカチ、途中ジリリリと鳴ります。
聞いてもらったら分かるように、ジリリリが鳴ったあとも余韻で少しの間カチカチいいますが、ちゃんと止まります(当たり前)
ジリリリがあまり長くないのが気に入っています。
子どもが時間が守れない、マイペース
マイペースだな、とは思っていました。
着替えようと言ってもなかなか脱がず、脱いだと思ったらいつまでも裸でいる感じ。
小さいからこんなものかな?とも思っていたのですが、なかなか改善しません。
朝はいつもひと騒ぎでした。
時間の決め事もうまく機能せず困っていました。
YouTubeを見る時間は20分、という決め事で過ごしていますが、キッチンタイマーが鳴った時に「まだ見るの!」とぐずってしまうことも多かったのです。
「長い針が6のところに来たら準備を始めようね」というようなことも、ピンと来てない様子でした。
どうしたらうまくいくかな…?
可視化するタイマーを使う前に実践したこと
お着換え編
キッチンタイマーで時間内に着替えられるか、ストップウォッチで記録更新を狙う、一緒に着替えて競争にしてみる。
運動会の曲の代名詞「天国と地獄」をかけて、終わるまでに着替えられるか。
アナウンサーになりきれ!お着換え実況。
おうえんしてほしいんだよ
分かるよ!応援してる!
でもずっと側にいると準備が…
YouTube編
私が20分たったよ、と声をかける。
見えるところに置いて、キッチンタイマーをかける。
キッチンタイマーではピンとこない様子だったので、見てない?と15分と20分にタイマーを鳴らす
ように。
子どもがタイマーを使ってみた!変化はあった?
最初は張り切って頑張っていました。
効果バッチリ!
タイマーに勝ったよ!
おきがえせいこう!!
購入から約1カ月たった今はというと。
朝のお着換えはタイマーかけたくないという日もあります。
ただ、タイマーがなくてもお着替えはだいぶ早くなってきたように思います!
成長か、タイマー効果かは不明。
自分からタイマーをかけて準備してる日なんて、もう嬉しくなってべた褒めしちゃいます。
毎日使わなくても、タイマー使うのが目的じゃないから良し。
少しずつ急げるようになってきたかな?
YouTubeの方は、かなり改善されました。
我が家ではテレビ台の上にタイマーを置いて、YouTubeをTVで見ています。
一緒に視界に入るので心の準備ができて、キリの悪いところだと「あとちょっと。ここだけ」みたいなこともありますが「終わりは嫌だーもっと見るんだー!」みたいなことは格段に減りました。
たまにYouTubeじゃなくゲームの日もありますが、こっちはもっと顕著で、時間内から残り少ないからミニゲームして終わる、みたいな組立ができつつあります。
大人も使ってみた
私も使ってみました。
仕事の生産性をあげる時間管理術「ポモドーロ・テクニック」というものがあるのですが、それをやってみようと思いまして。
25分仕事して5分休憩する、というものです。
最初少しカチカチと鳴る音が気になりましたが、いつの間にか気にならず。
タイマーをかけたおかげか、それとも音の効果もあるのか、ぐっと集中できた感はありました。
普通に時計で今9時だから25分まで、と決めるよりも分かりやすく視覚に訴えるので。
「まだまだ時間があるな」とか「もうちょっとしか時間がないな」など分かって、やることも変わります。
私の結論「よし、これからも使おう!」
時間を可視化するタイマー【おすすめ3選】
Sweet Baku
ママドリ家とお揃いの(笑)コレ。
カチカチ音がします。
数字の進み方が時計と同じなので、時計も読めるようにならないかなと密かに期待しています。
ただ、10分以下のタイマーはならないことがたまにあり、それが気になるところではあります。
ちょっと欠点があるくらいがかわいい、という方はこちらおすすめです!
キッチンタイマーには向きません…(短い時間は鳴らないことがあるので)
タイムタイマー
多分1番有名な可視化するタイマー、形も四角なので安定なのがこちら。
口コミからするとカチカチの音はあまりしないようですが、気になるという人も。
上のSweet Bakuもそうですが、時計型のタイマーの良いところはセットも感覚的なこと。
子どもには時計型のほうが、学校や療育でこれを使っているから、という方におすすめです。
スマホアプリでも「Time Timer」があるので、お出かけ時にはこちらも使えますね。
現物と同じ動きのアプリです。
キングジム ビジュアルバータイマー
可視化できて、持ち運びができて、消音機能までついているという高機能タイマーはキングジムのこちら。
通常のカウントダウンの他に、カウントアップもできます。
マグネットもついているので、キッチンタイマーとしても。
リピート計測モード(作業時間と休憩時間のカウントダウンを指定回数繰り返す)まであるので、ポモドーロ・テクニックを日常的にする方には最適。
消音機能で図書館などでも使用可能です(液晶が点滅してお知らせ)
メインで使う人が小学校高学年以上なら、これがおすすめです。
まとめ
メリット
・可視化されることで、時計が読めなくても分かる
・時計が読める人でも、感覚的に時間が分かりやすい
・残り時間を見ながら、次どうするかを考えられるようになる
・「ちょっと延長」の調整が容易にできる
・タイマーをかけること自体がちょっと楽しい
デメリット
・時間内にできなかったときに、ぐずることがある
・持ち歩くには抵抗のある存在感(タイマーによる)
・気になる人には気になるカチカチ音(タイマーによる)
・アナログ式タイマーは鳴らないこともたまにある
実はこの春から幼稚園バスの時間が早くなり、ただでさえ朝はバタバタなのにと心配していました。
春休みにタイマーを導入したおかげか何とか間に合っています!
必ず効果があるとは限りませんが、私と同じような悩みがおありの方は、良ければ検討してみてください。
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