暑くなってくると「プールに行きたい」とよく言う子どもたち。
どんなに暑くても連日プールには連れていけません。
子どもは夏休みでも、親は通常通り仕事や家事があります。
家でビニールプールを出すのも準備が面倒…ということも。
この記事では、家でプールをする際のお悩み別にグッズを紹介しています。
・プールの空気を入れるのが面倒くさい
・ビニールプールってすぐ穴が開かない?
・遊んでいる間周囲から見えるのも気になる
・家での水遊びに何を用意する?
心当たりのある方はぜひ読んでみてください。
プール遊びは親がしっかりと近くで見守り、楽しく安全にしましょう!
プールって破けやすい?5年間破れてない我が家のプール
使用頻度は年に数回と多くないものの、我が家のプールは5年間破れ知らずです。
シールによる補修もなしです。
プールは破けやすいと聞いていたので、これだけもてば十分だと思っています。

我が家で使用しているのは、FIELDOORのファミリープールです。
ウッドデッキにクッション性のあるレジャーシートを敷いて使うことが多いです、アスファルトの上にシートを敷いた時もあります。

うちの子ども達だけで入るよりも、お友達と遊ぶ際に使用する方が多く、概ね4~5人で遊ぶことが多いです。
膨らます前から必ずクッション性のあるレジャーシートを敷いて準備をします。
熱湯で温度調節はせず、家の中からホースで蛇口のお湯(40℃程度)で調節。
空気を抜いて柵や物干し竿にかけて、布団用の洗濯ばさみで固定し、乾かしています。
大きなプールをお探しの方、こちらのプールおすすめです!
プールで気になるところは?準備が大変
プールの準備はちょっと大変。
プールを膨らますのが面倒、ちょうど良い水温にするのが難しい、虫が入る、穴が開く…と色々ありますね。
準備や設置スペースなど、年齢や人数で3つのタイプ別プールをご紹介します。
小さい子に省スペースのかわいいプール
子どもが小さなうちは、小さめのビニールプールがおすすめです。
小さいうちは子どもがバランスを崩しやすく、膨らますタイプのものだと支えにしたり寄りかかっても柔らかいのが利点です。


きのこタイプを上の子が小さいときに使用しました。
小さいプールはデザインがかわいいものが多く、写真映えします。
お友達も一緒に遊べる大きめプール
兄弟姉妹がいると、ある程度の大きさがないと一緒に遊ぶのが難しくなるケースもあります。
そんな時は大きめのプールを選び、大人がしっかり付き添うのも良いでしょう。
大きいプールは電動ポンプが必須です!
家に電動ポンプがない方はプールとセットになっているものを選ぶか、別途購入しましょう。

我が家はFIELDOORのこのプールを、年に数回、下にマットを敷いて使用しています。
穴が開かずに重宝しています、もっと大きなサイズもありますよ。
2mでもお友達と遊べる広さがあり、近所の子と4人で遊んでいました。

最近は色がおしゃれなプールもあります。
おしゃれな家は持ち物もおしゃれですよね。
膨らませるのが面倒な方に、膨らませなくて良いプール
折り畳みできるプールは、膨らませる必要がありません。
友人が丸いタイプを使用していました、水を張る際にプールの壁が倒れないようおさえる必要があるとのこと。
膨らませる手間がないのはラク、激しく遊ぶと壁が倒れて水が出てしまうから気をつけるよう子どもに話しているそうです。
フレームや支持板がついているタイプは、形が安定しやすく安心だと思います。



気になる点としては、フレームタイプは組み立てが必要であること、パタンパタンと畳めるタイプはフレームがしっかりしている分重いことです。
力のない女性は出し入れに苦労するとの口コミもありましたので、ご注意ください。
プールの際に気をつけるべきこと
プールの際には、水の事故や熱中症などに気をつけなくてはなりません。
具体的に気をつけるべきことを解説します。
プールの水温や気温の目安
プールの水温は22度以上が目安です。
遊泳の適温は26~31度とされています(参照:公益社団法人 日本プールアメニティ協会)
プールに限った話ではなく、気温35度以上では原則運動中止。
屋外プールを安全におこなう目安としては、水温+気温が65度以上の時には適さない、と日本水泳連盟が定めています(参照:熱中症の予防対策《プール》)
ご家庭でプールで遊ぶ際は、水温や気温に配慮し、安全に楽しく遊びましょう。

大人が傍にいて見守る
必ず大人の目がある状態で遊ばせましょう。
困っている時にすぐに助けに行けるよう、傍で見守る必要があります。
目を離さないようにしましょう。
お友達が来ているなど複数人で遊ぶ場合は、全体に目が行き届くよう注意が必要です。
直射日光を避ける、水分摂取を意図的に
小・中学校のプール授業では、2013年から2017年の5年間で179件の熱中症が発生しています。
(参考:https://www.jpnsport.go.jp/anzen/Portals/0/anzen/anzen_school/H30nettyuusyouPoolPamphlet/h30nettyuusyou_pool.pdf)
水の中にいるからと油断せずに、直射日光を避ける工夫をしましょう。
カーポートの下でプールをする、シェードやタープテントの活用が有効です。
のどの渇きを感じにくいかもしれませんが、水分摂取を意図的におこないましょう。
遊ぶ前に約束事をする
プールに入る前に子どもと約束事の確認をしておくと、遊んでいる最中でも自分で気をつけてくれたり、大人の声かけで「そうだった!」となりやすいです。
・プールの外から水の中をのぞかない※
・とびこまない※
・ふざけてお友達にのらない※
・プールの中や周りで走らない
・大きな声をださない、さわがない
・調子が悪いときはすぐに大人に伝える
(※参考:https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/teaching_material/pdf/teaching_material_200527_0001.pdf)
ほかにも、ご家庭で必要だと思われる約束事、終わり時間を設定するなどして楽しく遊びましょう。
悩み解消!プール以外に必要な大きな物
プールのほかに、準備しておくと良いものリストです。
日除け、虫除け、目隠し、水温調節、穴あき防止、に役立つグッズです。
環境にあわせて検討してみてください。
①シェード 日除け・目隠しに
家や柵、庭木などを駆使してプールの上にシェードを設置すると日除けになります。

水の中だからと油断して、熱中症にならないよう気をつけてあげたいところです。
道路や隣家からの視線を遮るように斜めに設置すると、目隠しを兼ねることもできるでしょう。
ベランダの目隠し用シェードもあります。

②タープテント 日除け・虫除けに
タープテントの下にプールを設置すると、日除けになりますね!


メッシュシートで覆えば、虫除けにもなります。
タープテントはプール以外に、BBQの時にも活躍します。
③プッシュスクリーン 目隠しに
水着で遊ぶこともあり、通りすがる人の視線を遮りたいと思う方も多いのではないでしょうか。
プールの際だけ設置できるような折り畳めるスクリーンもあります。
気になる方、今まで気になっていた方はぜひご検討ください。

④プールカバー 虫が入るのを防ぐ、水温調節に
水を入れてすぐのプールに入るのは冷たすぎるので、水を早めに入れておいてぬるくなるまで待ったり、お湯を入れたりするのが一般的な方法です。
時間を置く場合は、適温になった時には虫が浮いていることも多々あり、プールカバーがあると安心でしょう。
カバーを黒にして日向に設置すると、はやく温まる効果が期待できます。
カバーは形やサイズで異なるため、ご自宅のプールを確認してご購入ください。

⑤ホース 水を入れるために、水温調節にも活躍するかも
プールに水を入れるために、プールを設置する場所まで、蛇口から届く長さのホースが必要です。
お湯を入れて水温調節したい場合は、お湯の出る蛇口から使用できるホースを選ぶと準備が楽になります。
これは家の中にホースが這うことになるため、外用とは別にあったほうが良いと思います。
水を入れて時間を置くなら、庭で植物の世話をするホースがあれば十分でしょう。


⑥クッション性のあるプールシート 穴あき防止、遊んで痛くないために
プールの穴あき防止にクッション性のあるプールシートをプールの下に敷くことをおすすめします。
子どもたちも、足が痛くならずに遊べるでしょう。
以下はマットのみです、ご注意ください。

クッション性のあるレジャーシートでも代用可能です。
レジャーシートを敷いている我が家は、プールを出すのは年に数回程度で、5年間プールに穴が開いていません。

水遊びのための装備は何が必要?
水遊びに水着は欠かせません。
おむつのとれていない小さなお子さんであれば、水遊びパンツもあわせて着用がおすすめです。
そのほかにもうきわやサンダルなど、おうちプールで使用している商品を紹介します。
水着
未就学の女の子は脱ぎ着が一回で済むよう、ワンピースタイプがおすすめです。
小学生女子は学年が上がるにつれ、セパレートタイプが多くなり、ラッシュガードとセットで一見服のように見える水着も人気があります。
男の子も上下セットの水着があります。




水遊びパンツ
オムツがとれないうちは、していた方が安心でしょう。
公共のプールはオムツがとれるまで利用できない施設もあり、おうちプールが活躍するかもしれませんね。
水遊びパンツはオムツのように使い捨てのものと、洗濯して繰り返し使用できる布製の物があります。


ラッシュガード
家でのプール遊びの調節用として、あると良いでしょう。
幼稚園、保育園、小学校のプールの機会に、ラッシュガードを着る子も多くいます。
家の周りで水鉄砲、公園の噴水で遊ぶ際にも良いです。
水着とセットの製品もあります。

うきわ、アームリング
小さな子がプールを利用する際は、浅いプールにするか、うきわ、アームリングを利用したほうが安心です。
安心のためだけでなく、楽しむためのアイテムとしても様々なデザインがありますよ。



ラップタオル(バスタオル)
園や学校でのプールを考えるとラップタオルがあったほうが便利です。
家ならバスタオルでも代用可。
園や学校ではこどもがひとりで着替えられることが前提になるので、被ってしまえば両手が自由に使えるラップタオルは便利です。
兄弟、姉妹をプールに連れて行くときも、片方にラップタオルをかぶせて待たせておけるので役立ちます。
おうちプールの際は、家の中を水浸しにされないためにも有効です。

サンダル(靴)、水陸両用靴
脱ぎ履きしやすいサンダルがいいです。
クロックスのようなタイプのサンダルを履いている子が多いですね。
お子さんが転びやすくてサンダルは心配、走り回ってすぐ脱げるなどの場合は、水陸両用のマリンシューズを検討するのも良いでしょう。
マリンシューズは公園での水遊びにも良いかもしれません。


水遊びアイテムって何を使っている?
プール以外にも、いろんな遊び道具があることで飽きずに遊べます。
プールを出さずに水遊び、という場合にも活躍するアイテムです。
水鉄砲
水鉄砲もいろんな種類があります。
タンクを背負うタイプの水鉄砲は、プールの時なら服がぬれる心配をしなくて良いですね。
家の中から窓に的を貼ってあげるのも楽しいかもしれません。
周りにはお気を付けください。


水風船
使い捨ての水風船は投げると割れます。
触り心地や、割れるのが楽しいようで、我が家ではよく活躍します。
水を入れるのは一気にできて良いですが、遊んだ後に小さな破片を集めるのが大変であることは覚悟しておきましょう(笑)
プールまでは出せない時に、水風船を投げて遊ぶのも楽しいです。
繰り返し使用できるマグネット式の水風船も、最近よく見かけますね。


噴水マット
プールの横にあっても良いし、プールを用意するには時間が足りない…という時にも重宝しますね。
これも下にプールマットを敷いた方が良いでしょう。
滑らないよう注意が必要で、滑るようならサンダルを履いても良いかもしれません。
プールが怖いお子さんもこれなら水に触れて遊べるかもしれません。
小さなプールには一緒に入れない親も水遊びを一緒にすることができます。

ジョウロ・バケツ
意外と遊べるのが砂遊びに使うようなジョウロやバケツ。
砂遊び用くらいの小さなサイズがおすすめです。
砂遊び用とは別に用意したほうが衛生的に安心です。


プール遊び終了、家のなかの準備
バスマット
外から家に入る足ふき用に、吸水性の高いバスマットがあると良いです。
我が家は、バスマットの上で子どもにラップタオルをかぶせてしっかり拭き、お風呂場に直行してお風呂場で水着を脱いでもらいます。

お風呂の準備
あたたかいシャワーでも良いのですが、ついでなのでお風呂をわかして温まるのも良いですよ。
頭や体を洗い、その日の入浴を済ませてしまえば一石二鳥です。

水遊びの準備を万全にして思いっきり楽しもう!
子どもたちは楽しいけれど、準備と後片付けに手間が必要な家での水遊び。
気になる手間を省けたり、心配を解消する商品があったら心理的なハードルが下がりますね。
家庭プール用の除菌剤もありますので、複数人で入る際や、翌日も利用する場合はこちらもご検討ください。

お友達や親戚の子が遊びに来るタイミングでのプールや水遊びも楽しいですよね。
準備万端で遊び倒しちゃいましょう!
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