ドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」を見ての感想

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雑記


私今期の冬ドラマはこれだけ見ていました。
おっパンこと「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」

3/16日最終話が放送されました。

おっパン面白かった!ありがとう!


見終わって「他の人は何を思ったかな?」と気になった人、
CMか何かで見て「どんなドラマなの?」と気になった人、
放送時間や主題歌から感想・Tverの話までいってみよう!

最初にザックリ言うと、昭和の価値観バリバリなおっさんが、自分の価値観をアップデートしようと奮闘するドラマです。
私は「やば、私もこれ言っちゃいそう」と何度か思いました!

(追記 2/4)様々なニュースを受け、ドラマの感想を書く、ということにためらいがないわけじゃないです。こんな片隅でも、多数に向けての発信なので。
それでも、
皆でいい方向を向いていくために、黙ることは正解じゃない気がしたので書きます。

ドラマの放送時間・主要キャスト・主題歌

毎週土曜日 夜11時40分~ 東海テレビ・フジテレビ系全国ネット

沖田誠 原田泰造
五十嵐大地 中島颯太(FANTASTICS)
沖田翔 城桧吏
沖田萌 大原梓
沖田美香 富田靖子
砂川円 東啓介

主題歌 「Dancing Dreamer」 4-CaraT
オープニング 「アプデライフ」 FANTASTICS from EXILE TRIBE

あらすじ(1話のネタバレ含みます 公式HPのイントロ程度)

主人公・沖田誠(原田泰造)は、古い価値観の中年男性ーおっさんです。
家族からは話の通じない父親として扱われ、会社では古い価値観を振りかざすうるさい上司として煙たがられている。
妻はアイドルにはまり、娘はBL同人作家、息子は高校生だが現在不登校中。
家族とも、会社でもうまくいってないのは分かっているけれど、どう変えて行けばいいのかわからない
歩み寄ろうとしても空回り、つい自分の価値観を押し付けてしまう。
「お父さんみたいな人には絶対なりたくない!」と息子から言われる始末。
誠は五十嵐大地というゲイの青年との出会いをきっかけに、自分を変えていくことを決意する。

「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」というタイトルについての考察

おっさんのパンツがどんなだってそんなに気にならないように、人の趣味嗜好なんかも気にされなくなると良いって、そんな意味のようですね。
派手でも地味でも、パンツなんて普段生活するのに影響する訳じゃないし、あまり気にならないです。
人の趣味嗜好ってそのくらいの距離感で良くない?

感想

私は主人公の誠の言葉で「分かる分かる」と何度か思いました。
でも、どっちの気持ちも分かります。
自分の経験から「こうあるべきだろ」と言いたくなる誠の気持ち。
「俺が正解だ、お前が間違っている」と言わんばかりの態度に反発する子どもや、部下の気持ちも。
どっちが正解で、どっちが不正解でもないんじゃないかなって思います。
お互いがお互いを思いやって、そうしたら価値観が違ってもきっと仲良くできるってお話。

若い世代は親や上司に対する見方が、上の世代には若い世代が大事に思っていることが、理解まではいかなくても好意的に見てみようのきっかけくらいにはなるんじゃないか、と。

対話する、ということは大事です。
2話を見ると娘の萌なんかは、よくそんな理解のないと思っている父親にこんなに話すな、と思うくらいちゃんと話します。
そして散々頭が固いと思われている誠も、それを怒らず受け止める度量がある(この辺は意識改革のおかげかもしれないけど)
4話はうるっと来ました。
とうとう気持ちが通じ始めて、対話とそれによる変化が誠の周りに見え始めました。
もちろん、全部そんなにアップデートできない、すぐには変われませんが…確実に変化はある。

私も、子どもが言い出すことを、ちゃんと受け止めるだけの度量を持ちたいなと思いました。
大事なものは人それぞれ、人の「好き」を否定してはいけないですね。
「こうあるべき」も人に決められるものでも、自分で決めつけるものでもない。
時代でも、環境でも、きっと色んなものに左右されるものだから。
このドラマ見始めてから自分の言葉に(ハッ、これ昭和価値観か?押しつけてる?)とドキッとします。
私もアップデートしなきゃいけないかも。

第8話を見終わっての感想です。

誰にでも、その人が主人公の物語があります。
当たり前のことだけど、それに尽きる。
胸張って主人公やるために、みんな自分と戦って、変わっていく。
もちろん、変わってもそれで上手くいくと限らないけど。
努力しないよりずっといい。
そんなことを思う回でした。

第9話を見終わっての感想です。

みんなちゃんと対話できるようになりましたね。
見ていて「うんうん」となっています。
アップデートしています。
円先輩の不器用さが、すごくリアルに感じます。
お母さんがアイドルにはまった理由も、それに対する誠の反応もいいですね。

翔君の部屋の張り紙は、脚本にいつ剥がすか書いていなかったそう。
まさしく、というタイミングに感じました。
頑張っていますね。
円先輩は元高校球児か…翔君と同種の思いをしていそうです。


10話から、原作とは違うお話になるようです。
このドラマの話が出た時に、原作がそこまで進んでいなかったから。
原作と違う世界線の話として楽しんでほしい、と。
そして原作のエピソードが素晴らしいので、是非見てほしいとXであがっていました。
原作派、ドラマ派、共に2度楽しめますね!

第10話を見終わっての感想です。

色んな人がいて、色んな家族の形があります。
誰かに否定されても。
人の数だけその人の「普通」があります。
自分の「普通」が人を傷つけることも、他人の「普通」に傷つくことも。
「普通」を振りかざすと人を傷つけてしまう。
関係性が近いほどもしかして振りかざしてしまうのかも、と思わず省みます。
子どもを自分の「普通」にぎゅうぎゅうにして押し込んでいないか。

それにしても、このドラマ偶然道で出会い過ぎですね(笑)
次回はいよいよ最終回!
どう決着がつくのか。
傷ついた翔は立ち上がれるのか。
誠という父親が起こす行動とは。
とっても楽しみです。
けど終わっちゃうの寂し~!!

最新話を見終わっての感想(最終話)

自分の幸せは自分で追いかけるしかない。
自分で決める。
自分で、自分の幸せを守る。

人はいつだって変われる。
変わろうと思った時から。
いつだって、今日がこれからの人生で一番若い日。

私は大好きなドラマでした。
久しぶりにドラマをリアルタイムで見た。
この記事を書いているからとかじゃなく、本当に良かった。
見れて良かったです。

来週から寂しくなるな。
おっパンありがとう!
お疲れ様でした。

この記事の更新も最後です。
最後まで読んでくださった方がいましたら、どうもありがとうございました。
おっパン楽しかったですね。

蛇足 おっさんのパンツをおすすめする記事を書いてしまいました…(笑)
おっさんのパンツをおすすめしたい | 子育てと本のはなし (igune04.com)

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