うちには姉妹がおり、下の子が生まれて「お雛様って1人にひとつらしいよ」と初めて聞いた時は悩みました。
上の子のお雛様を飾るのにも結構スペースを使っているので、今からもうひとつお雛様はちょっと…と思ったからです。
私が子どものころは、実家に7段飾りがあり、お雛様は「女の子のいる家庭で、一家にひとつ」なんだと思っていました。
この記事では、姉妹の下の子のお雛様を悩む方に、1人にひとつと言われる理由や現実的な落としどころを紹介します。
下の子のお雛様、用意しないのはダメ?
結論から言うと、用意しなくても「ダメ」ではありません。
明確なルールがあるわけではないのです。

ただし、ひな人形は本来「身代わり人形」で代わりに厄を引き受けてくれるもの、という風習があります。(参考:工房天祥 雛人形にはどんな意味がある?)
この風習を大事にするならば、1人ひとつが望ましいとなるようです。
各家庭の考え方や、飾る・収納スペースなどから、どう考えてどう決めるか、ということが大事なのだと思います。
姉妹でひな人形を共有する家庭が多い理由
・収納場所がない
・価格が現実的じゃない
・毎年出すのが大変
お雛様は飾るスペースも、しまっておくスペースも必要です。
お雛様とお内裏様の親王飾りでも、幅が50㎝以上、奥行きが30cm程度のものが多く、押し入れの中でもなかなかの存在感を放ちます。(参考:久月 ひな人形)
重いものだと出し入れも一苦労です。
下の子用に“追加”するなら、こんな選択肢がある
検索すると皆さん同じように悩まれるのか「姉妹のお雛様どうしてますか?」「うちはこうしましたよ」のやり取りがあります。
姉妹で共有、同じようなお雛様を子どもの数用意する以外には、こんな選択肢があります。
ちりめん雛 場所を取らず、可愛い
やわらかい印象で手のひらサイズのちりめん雛はコンパクトで飾りやすいので、下の子のお雛様にピッタリです。
玄関に飾れるサイズのものもあります。
木製のお雛様 ナチュラル派に人気
どこに置いてもなじむような、木製のお雛様も近年人気があります。
壁掛けになるものもあり、現代のライフスタイルになじみやすいデザインが多くあります。
木製であれば、小さな子どもと一緒に飾っても「壊すのでは」と心配が少なくて済みますね。
つるし雛 意味も込められていておすすめ
つるし雛はひとつひとつに意味があり、お子さんの幸せを祈る親の願いがこめられています。
花には「花のようにかわいくなりますように」や、羽子板には「災厄をはらうように」といった意味があります。
つるすことで華やかな雰囲気になり、写真映えします。
実際どうしてる?姉妹家庭のリアルな選び方
メインは共有して、名前札や名前旗を追加したというご家庭も多いようです。
SNSでは上の子と下の子に同じようなお雛様を買ったというご家庭も散見しました。
下の子には「小さなお雛様」や「立雛様」を購入したというご家庭も多いようです。
ちなみに我が家は下の子にちりめんの小さなお雛様を購入、毎年2つ並べて飾っています。
無理しないのがいちばん 後悔しない考え方
姉妹のお雛様について紹介してきましたが、いろいろな選び方があって、正解はひとつではないと感じています。
「1人にひとつが理想」と言われる理由を知ったうえで、家のスペースや暮らし方、そして何より毎年きちんと飾れるかどうかを考えて選ぶことが大切なのだと思います。
下の子のために、小さくても意味のあるお雛様を用意したり、名前札や飾りで「あなたのものだよ」と伝えたり。
そうした工夫があれば、立派な7段飾りでなくても、親の願いは十分に伝わるはずです。
悩んで考えて選んだ時間そのものが、すでにお子さんへの贈りもの。
無理をせず、ご家庭に合った形で、これからもひな祭りを楽しめたらいいですね。


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